Azure
タイトルの通りですが、少し前に App Service が Public Preview として Inbound IPv6 に対応しました。Build 2023 のタイミングで発表されていた内容なので、結構公開されるまでに時間がかかったという印象です。現時点の制約としてはマルチテナントの App …
Static Web Apps には組み込みの Azure Functions や独自の App Service や Azure Functions を /api 以下にリンクする機能があるので、同一ホスト名で SPA と API を動かすことが出来るのが大きな特徴です。同一ホスト上で動いているようにブラウザからは見…
タイトルの通りなのですが、Azure Container Apps で Event Hubs からデータを受信する処理を Dapr と KEDA を使って実装した場合に、何故か常に最大までスケールアウトし続けてしまう問題に遭遇しました。調べたところ Issue が上がっていて、同様の問題に…
Build 2024 で発表された Cosmos DB のアップデートの中でも注目度の高い Vector Search (Preview) について、実際に試して深堀しておきました。これまで Azure で Vector Search を実行するにはコストが高い割に SLA の低い AI Search を使う必要がありまし…
Microsoft Build 2024 では Serverless Computing 領域で注目度の高いアップデートが多かったですが、Cosmos DB も Generative AI に対応したデータストアとして進化を続けています。昨今は Generative AI を意識したアップデートが Azure 全体的に多いので…
先週開催された Microsoft Build 2024 は去年同様メイントピックは Generative AI でしたが、Azure Serverless 周りのアップデートが去年以上に発表されました。現地参加ではみたいセッションが被りすぎていてキャッチアップが遅れてしまうことが多いので、…
昨夜の OpenAI の Spring Update で新しいフラグシップとなる GPT-4o が発表されましたね。かなり応答が高速になっているのに価格も下がっているという革新的なモデルとなっています。GPT-4 Turbo をアプリケーションで利用する上での大きな障害はその応答の…
最近は Node.js のアプリケーションを Azure App Service にデプロイする機会がかなり多いので、大体のユースケースには対応できると思っていたのですが、少し前に pnpm を使っているアプリケーションのデプロイが上手くいかないケースに遭遇したのでまとめ…
Azure Provider に限った話ではないと思うのですが、正直 Azure Provider はリソースの非推奨化が多い気がするので書いています。きっかけとしては直近の Azure Provider の更新で azurerm_static_site は非推奨になって azurerm_static_web_app が追加され…
Azure Functions の Node.js や Python といった言語ワーカーが動作するタイプでは、これまで HTTP のリクエストとレスポンスを Stream として扱うことが出来なかったので、大容量ファイルのダウンロードやアップロードが効率的に行えないという制約がありま…
Azure Static Web Apps で何も考えずに GitHub で Pull Request を作成すると、標準で提供されているプレビュー環境が自動的に作成されるので便利です。Managed Functions も SWA とセットでデプロイされるので、フロントエンドだけではなくバックエンドも含…
Azure Static Web Apps へアプリケーションをデプロイする際には GitHub Actions を使うことが多いはずですが、公式で用意されている Action はビルドまで行うように設計されているため、ビルドは自前で行ってデプロイだけを行いたいケースでは若干使いにく…
Azure Static Web Apps のプレビュー環境は、GitHub を利用した開発中に Pull Request を作成したタイミングで自動的にデプロイされるので、変更点の動作確認やレビューが行いやすくなる便利な機能なのですが、カスタム認証を使ったアプリケーションでは利用…
去年に GA してから時間が経過しましたが、Azure Functions の新しいプログラミングモデル Python V2 と Node.js V4 を使う機会が増えてきて、以前書いたエントリからの更新点も増えたので簡単にまとめます。プレビュー中に書いたエントリは以下になりますが…
OpenAI 本家の提供から数週間遅れましたが、Azure OpenAI Service でも GPT-4 Turbo with Vision が一部リージョンで利用できるようになりました。本家とは異なり Azure AI Service Enhancement という Azure OpenAI 専用の機能も同時にリリースされています…
先日の Ignite 2023 では App Service の TLS 1.3 対応が発表されて、一部のリージョンでは既に有効化されていることを以下のエントリで触れましたが、TLS 1.3 対応と同時に App Service の OS が Windows Server 2022 へとアップデートされ始めています。Ap…
先日シアトルで開催された Microsoft Ignite 2023 では Azure Cosmos DB のアップデートも Build 2023 程ではありませんが多く発表されました。例によって AI を意識したものが大きく扱われていますが、スケーラビリティの改善に繋がる機能もしっかり追加さ…
今年も Ignite 2023 がシアトルで開催されて、様々な Azure のアップデートが発表されました。基本的には AI 系の話ばかりでしたが、App Service / Azure Functions / Container Apps についても、思ったよりもインパクトの大きなアップデートが発表されまし…
突然 API Management に新しく Basic v2 / Standard v2 という Tier が Public Preview として追加されました。来月が Ignite なのでそこまで待っても良かったのではという気もしますが、App Service などの PaaS / Serverless のチームはイベントを気にせず…
昔にも Dev Container を利用して Azure Functions の開発環境を構築する方法を書いたのですが、その後 Dev Container の機能強化と Azure Functions のアップデートによってベストプラクティスが変わってきたので、現時点でのベストプラクティスを確認して…
.NET 8 の GA が 2 カ月後に迫ってきたこのタイミングで、Azure Functions での .NET 8 向けアップデートが本格的に発表され始めました。そろそろ .NET 6/7 で Isolated を利用しているケースではアップデートを検討しても良いでしょう。.NET 6 の In-Proces…
今年の 11 月にリリース予定の .NET 8 と同時に .NET 向け Azure Functions は、これまでの In-Process モデルから Isolated Worker Process というモデルに統一されるのですが、正直なところ完成度が低いのと In-Process からの移行を全く考慮していない SD…
少し前から Application Insights の Performance を開くと、上部に Code Optimizations というボタンが表示されるようになっています。隣にある Profiler は以前からある機能ですが、Code Optimizations はひっそりと追加された新しい機能となります。あま…
App Service Authentication (Easy Auth) は非常に便利な機能なのですが、Web API をホストしている場合には他のアプリケーションから Service Principal を利用してアクセスしたいことがあります。直近では自分が開発している Key Vault Acmebot というアプ…
Azure Front Door は Azure DNS のような Alias record set に対応したサービスと組み合わせると、Apex ドメインを割り当てて利用することが可能です。もちろん Managed Certificate として必要な証明書も自動で発行されるので HTTPS を無料で有効化できます…
少し前から Azure OpenAI Service に Content filters (Preview) が追加されたからなのか、たまに Chat Completion を使っていると以下のようなメッセージが返ってくることがあります。メッセージ内容から Content filters に引っかかっていることは一発でわ…
ASP.NET (.NET Framework) を利用したアプリケーションで必要になることが多い Session State Provider ですが、今年になってから大規模なアップデートが多いので一通り確認しておきました。現状 ASP.NET 向け Session State Provider は Cosmos DB / SQL Se…
Azure AD B2C を使ってローカルアカウントのサインアップを実装するのが非常に簡単なのですが、用意されているユーザーフローでは登録時に使用したメールアドレスを変更出来ないという問題が出てきます。プロフィールの編集やパスワードのリセット機能はあり…
App Service などに実装されている Easy Auth (Authentication) はアプリケーション側の修正をすることなく、Azure AD や任意の OpenID Connect に対応した IdP を使ったログインを追加できる非常に便利な機能です。各 PaaS / Serverless 系サービスに実装さ…
Build 2023 では珍しく App Service のアップデートもいくつか発表されました。これまでは Build のようなイベントと関係ないタイミングでアップデートが発表されることが多かったので意外でした。とはいえ Build 前に発表されたものが半分ぐらいと、新規の…