App Service
今年はシアトルから変わってシカゴで開催されている Ignite ですが、例によってキーノート開始してすぐに各種サービスのアップデートが発表されましたね。今年も例によって AI 周りの発表が多いのですが、しっかり App Service / Azure Functions / Containe…
最近は Log Analytics のコストが高いと言う相談をよく頂くので、本番環境のようにログが多くなるような環境向けにはログレベルの調整やサンプリング、そもそも送信するテレメトリをアプリケーションレベルで減らすと言う対応を提案するのですが、内部で使っ…
App Service 上に C# と Cosmos DB を使って作ったアプリケーションをデプロイすることは非常に多いと思います。アプリケーションを暫く運用した後に Application Insights を確認すると、以下のような HTTP リクエストが常に Faulted エラーになっているこ…
ほぼ Build 2024 直後に公開された機能で、割と今更という感じはあるのですが App Service の Unique Default Hostname がプレビューとなったので試しました。挙動としては Container Apps や Front Door のホスト名に近く、ランダムな文字列 + リージョンが…
タイトルの通りですが、少し前に App Service が Public Preview として Inbound IPv6 に対応しました。Build 2023 のタイミングで発表されていた内容なので、結構公開されるまでに時間がかかったという印象です。現時点の制約としてはマルチテナントの App …
先週開催された Microsoft Build 2024 は去年同様メイントピックは Generative AI でしたが、Azure Serverless 周りのアップデートが去年以上に発表されました。現地参加ではみたいセッションが被りすぎていてキャッチアップが遅れてしまうことが多いので、…
最近は Node.js のアプリケーションを Azure App Service にデプロイする機会がかなり多いので、大体のユースケースには対応できると思っていたのですが、少し前に pnpm を使っているアプリケーションのデプロイが上手くいかないケースに遭遇したのでまとめ…
Azure Static Web Apps で何も考えずに GitHub で Pull Request を作成すると、標準で提供されているプレビュー環境が自動的に作成されるので便利です。Managed Functions も SWA とセットでデプロイされるので、フロントエンドだけではなくバックエンドも含…
先日の Ignite 2023 では App Service の TLS 1.3 対応が発表されて、一部のリージョンでは既に有効化されていることを以下のエントリで触れましたが、TLS 1.3 対応と同時に App Service の OS が Windows Server 2022 へとアップデートされ始めています。Ap…
今年も Ignite 2023 がシアトルで開催されて、様々な Azure のアップデートが発表されました。基本的には AI 系の話ばかりでしたが、App Service / Azure Functions / Container Apps についても、思ったよりもインパクトの大きなアップデートが発表されまし…
突然 API Management に新しく Basic v2 / Standard v2 という Tier が Public Preview として追加されました。来月が Ignite なのでそこまで待っても良かったのではという気もしますが、App Service などの PaaS / Serverless のチームはイベントを気にせず…
App Service Authentication (Easy Auth) は非常に便利な機能なのですが、Web API をホストしている場合には他のアプリケーションから Service Principal を利用してアクセスしたいことがあります。直近では自分が開発している Key Vault Acmebot というアプ…
App Service などに実装されている Easy Auth (Authentication) はアプリケーション側の修正をすることなく、Azure AD や任意の OpenID Connect に対応した IdP を使ったログインを追加できる非常に便利な機能です。各 PaaS / Serverless 系サービスに実装さ…
Build 2023 では珍しく App Service のアップデートもいくつか発表されました。これまでは Build のようなイベントと関係ないタイミングでアップデートが発表されることが多かったので意外でした。とはいえ Build 前に発表されたものが半分ぐらいと、新規の…
先日 Azure App Service の Premium V3 に新しいインスタンスサイズが追加されたことが発表されました。Premium V3 は Premium V2 よりも大きいインスタンスサイズ設定となっていましたが、サイズが拡充されたことでコストパフォーマンスと使い勝手が向上し…
ここ数日の間に App Service の Disaster Recovery Mode が 2025/3/31 で廃止されるというメールが大量に届いていると思います。こういうメールが届くと少し身構えてしまうものですが、そもそも App Service の Disaster Recovery Mode ってなんやねんという…
App Service で個人的に一番重要な機能は Regional VNET Integration だと考えていて、この機能の追加によってマルチテナントの App Service でもセキュアなアプリケーション構成が組めるようになりました。Regional VNET Integration については既に何回も…
昔にデプロイした Azure App Service の実行基盤はトラディショナルな Cloud Services で構築されているのですが、少し前に Cloud Services ベースで動いていた App Service が VMSS ベースに切り替わっていることに気が付きました。いつかは移行されると思…
App Service Authentication と ASP.NET を組み合わせて使うと、自動的に Thread.CurrentPrincipal に App Service Authentication で認証したユーザー情報を格納してくれるので、アプリケーション側では Request.IsAuthenticated や User.Identity でログイ…
既に Ignite 2022 が終わってしばらく経ってしまいましたが、App Service 周りで興味深いアップデートがひっそりと行われているので、Ignite の前後に発表された内容を含めて個人的に気になったものだけまとめます。Ignite 2022 に合わせて発表された App Se…
最近は移行絡みで Azure に ASP.NET アプリケーションを Session State 付きでデプロイすることが多いので、Azure 上で Session State を使う際のベストプラクティスを確認しておきました。この記事で触れるのは .NET Framework の ASP.NET であって、.NET 6…
アプリケーション開発で地味に難しい認証周りですが、Azure の Web Apps / Static Web Apps / Container Apps には認証機能が組み込まれているため、コードを修正することなく追加できるので非常に便利です。既に何回もブログで扱っているので、基本的な使い…
Azure でコンテナー系のサービスを利用する上で必須となる Azure Container Registry ですが、実際に利用する上で割とハマりがちなポイントとして Admin user の存在があります。Azure Container Registry での認証については以下のドキュメントにまとめられ…
暫く触っていなかったのですが、若干 Windows Containers が必要になりそうな気配を感じ取ったので、最新の Windows Containers 事情と Azure / GitHub での扱いについて再度確認しました。Windows Containers を使って動かしたいアプリケーションは Classic…
最近は Visual Studio 2022 + C# 以外で Azure Functions を作成することが増えてきました。その場合は主に Visual Studio Code を使ってプロジェクト作成からデプロイまで行うのですが、Azure Functions を実行する OS とデプロイに利用する方法で若干挙動…
これまで実質的に Premium V2 / V3 が必要だった Regional VNET Integration が Basic でも利用可能になりましたが、例によって使えるかどうかはデプロイされている Scale unit に依存するので簡単にまとめます。正確には Regional VNET Integration と Priv…
PDC 2008 で Azure が発表された時から存在していた純粋な PaaS と言える Cloud Services (Web Role / Worker Role) ですが、ついにリタイアの日程が 2024/8/31 に決まったようです。今では Cloud Services を直接利用しているケースはかなり少ないと思いま…
少し前に App Service Authentication が OpenID Connect に対応したので、様々な IdP を利用することが出来るようになりました。Azure AD B2C も OIDC 対応によって正式利用が可能になった IdP の一つです。 ログアウト後のリダイレクト先を指定する App Se…
Azure AD 認証と App Service Authentication を組み合わせて、Web App へのログインを行いつつ同時に発行されるアクセストークンを利用して、別に用意された API を実行したいというシナリオが存在します。Microsoft Graph API を呼び出す場合はアプリケー…
前回は Terraform Provider for Azure AD を使って Azure AD アプリケーションの登録を行って、App Service Authentication への設定まで全て自動化してみましたが、今回は App Service で有効化された Managed Identity に対して特定の API アクセス権を追…