Azure
Ignite 2025 で発表された機能で個人的にかなり気になったのが Dynamic Sessions の MCP サポートです。これまでも LLM に Python コードを生成させて Dynamic Sessions で実行するという処理を書いたことはあるのですが、MCP として API が提供されているた…
毎年恒例になりつつありますが、今年も Ignite 2025 で Azure でも特に PaaS / Serverless 領域でのアップデートが多く発表されたので、特に自分が気になる点を中心にまとめておきます。最近では App Service などを含めて Azure Application Platform と呼…
開催中の Ignite 2025 に合わせて Azure Functions の Easy Auth で OAuth 2.0 の Protected Resource Metadata に対応したので、MCP サーバーの認証として Entra ID が使いやすくなりました。詳細は以下のブログで紹介されていますが、肝心な具体的な設定方…
意外に昔から使えるようになっていたようですが、App Service Authentication で Microsoft Entra ID 認証を使う際に必要だった Client Secret を、Managed Identity を使うことで不要に出来る機能が追加されていました。現状はプレビュー扱いのようですが、…
Static Web Apps を使って SPA アプリケーションをデプロイして運用していると、現状の Static Web Apps のリージョンが一番近くて East Asia になり日本からはレイテンシがそこそこ大きいので、Front Door を導入して全体的なパフォーマンスを改善したくな…
正直なところタイトルの通りですが、今年一番の注目 Azure Functions の機能である MCP Extension (MCP Tool Trigger) の Preview 7 がリリースされ、待望の Streamable HTTP がサポートされたので試していきます。リリースノートは公開されていませんが、コ…
毎年の話ではありますが、Microsoft Build のタイミングでは Cosmos DB は多くのアップデートが公開されます。今年の Build 2025 でも例によって大量のアップデートが公開されているので、特に NoSQL に関する機能についてまとめておきます。見てわかるよう…
今年も Microsoft Build 2025 に現地参加していますが、例によってキーノートでは全く触れられていない PaaS / Serverless 系のアップデートは多いので、自分の興味のある機能を中心に簡単にまとめます。最近は AI 関連の機能に押されがちなのですが、App Se…
最近は Static Web Apps へのデプロイを行うために Static Web Apps CLI を使うことが多いです。理由としては公式の GitHub Action は Docker Image を毎回ビルドするため時間がかかるのと、ビルドが必要ない場合に Oryx が必要ないので軽量な処理で行いたい…
基本的にほとんどの Azure リソースには Azure Monitor が組み込まれていて、そのリソースのログを Log Analytics や Blob に保存することが出来るようになっています。一般的には Log Analytics に保存してクエリ出来るようにすることが多いと思いますが、…
Ignite のタイミングで Flex Consumption が GA したこともあり、そろそろ .NET Isolated 向けの Durable Functions を使いたい気持ちが高まってきたのでしっかりと確認しておくことにしました。以前調べたときは対応していない機能も多かった気がするのです…
最近は Azure AD B2C を利用したサービスを目にすることが増えてきましたが、デフォルトのドメインである b2clogin.com をそのまま利用しているケースが多いようです。もっともドメインがデフォルトなので Azure AD B2C を使っていると分かるのですが、本番…
シカゴで開催された Ignite 2024 が終わってから少し時間が空いてしまいましたが、今年も Cosmos DB for NoSQL 周りで大きなアップデートがありましたのでまとめておきます。公式まとめは以下のブログにまとまっているので、これを読んでおけば大体は把握で…
これまでも何度か取り上げた Azure Functions の開発を Dev Container / GitHub Codespaces で行う方法ですが、公開している Dev Container Template が結構使われているみたいで作って良かったという気持ちです。GitHub Codespaces を使う場合は例外ですが …
今年はシアトルから変わってシカゴで開催されている Ignite ですが、例によってキーノート開始してすぐに各種サービスのアップデートが発表されましたね。今年も例によって AI 周りの発表が多いのですが、しっかり App Service / Azure Functions / Containe…
先週開催された .NET Conf 2024 で .NET 9 が正式リリースされましたが、同じタイミングで App Service と Azure Functions についても .NET 9 GA 版への対応が行われたため、現時点では Flex Consumption 以外で利用可能になっています。Azure Functions チ…
今年の Microsoft Build で突然 Seth が発表した Prompty ですが、これまで扱いが悩ましかったシステムプロンプト周りを上手く外部ファイルとして扱えるのと、VS Code 拡張を使うとファイルを直接 OpenAI で実行できるのでプロンプトの開発段階から、アプリ…
タイトルの通りですが、最近 Azure Functions の Consumption Plan を利用しているアプリケーションが、リロードを繰り返すと稀に 404 を返す現象に遭遇しました。この時の 404 はアプリケーションが返しているものではなく、App Service が存在しない場合に…
昨夜 C# 向けの新しい拡張ライブラリとして Microsoft Extensions.AI のプレビューが公開されました。突然出てきた感が凄いですが、個人的には Microsoft.Extensions 名前空間に用意されたライブラリは有用なものが多いので気に入っています。今回は AI 向け…
以前に書いた Cosmos DB の Vector Search サポート検証の続きで、先日 Public Preview となった DiskANN を使った Vector Index を作成してみました。DiskANN は Microsoft Research が開発した、低レイテンシかつコスト効率よく Vector Search を実行する…
以下で公開されているアドバイザリー通り、今月末の 10/31 に Azure では全体的に TLS 1.0 と TLS 1.1 のサポートが廃止され、11/01 からは各種 Azure サービスを利用するためには TLS 1.2 以上が必須となります。対象となるサービスが非常に多いため、影響…
最近は Log Analytics のコストが高いと言う相談をよく頂くので、本番環境のようにログが多くなるような環境向けにはログレベルの調整やサンプリング、そもそも送信するテレメトリをアプリケーションレベルで減らすと言う対応を提案するのですが、内部で使っ…
Terraform Provider for AzureRM のウォッチャーであれば v4 のリリースが近いことを知っていたと思いますが、v3 のリリースノートで v4 での変更点の Opt-in が紹介されてから意外に早くリリースされました。正直なところ目立った新機能とかはなく Provider…
App Service 上に C# と Cosmos DB を使って作ったアプリケーションをデプロイすることは非常に多いと思います。アプリケーションを暫く運用した後に Application Insights を確認すると、以下のような HTTP リクエストが常に Faulted エラーになっているこ…
以前に書いた通り Static Web Apps と App Service を組み合わせたアプリケーション向けに、GitHub で Pull Request が作成された時にプレビュー用の環境を作るようにして運用しているのですが、これがかなり便利でレビュアーの負荷を下げるのに非常に強力で…
Azure Portal から GitHub リポジトリを指定して Static Web Apps を作成すると自動的にワークフローが作成されますが、作成されたワークフローは Deployment Token を使うようになっています。この Deployment Token を使う方法は非常にシンプルで扱いやす…
Azure Container Apps がようやく Key Vault に保存されている証明書をインポートして、カスタムドメイン向けの証明書に利用できるようになったので試しました。App Service などではサポートされている機能で、ワイルドカード証明書などが必要な場合に使う…
先週の話になりますが、大手町プレイスで開催された Azure OpenAI Service Dev Day にフロントエンドのスペシャリストである @nahoko_ushiro さんと共同で SLM と Azure Functions の活用について話をしました。コミュニティでの開催という規模ではないなと…
ほぼ Build 2024 直後に公開された機能で、割と今更という感じはあるのですが App Service の Unique Default Hostname がプレビューとなったので試しました。挙動としては Container Apps や Front Door のホスト名に近く、ランダムな文字列 + リージョンが…
Static Web Apps へのデプロイを行う方法としては、公式で提供されている GitHub Action や Azure Pipelines Task を使う方法の他に Static Web Apps CLI を使う方法があります。最近ではビルドをカスタマイズしたいので、あえて Static Web Apps CLI を使っ…