フリーランスになってからは毎年書いてるので、今年も 1 年の振り返りをしておきます。去年に続いて今年もプライベートで色々ありすぎて、正直あまりインプットとアウトプットが出来なかった印象があります。
来年はこれまで通り Azure Serverless*1 を中心に ASP.NET Core についてもしっかりキャッチアップしつつ、Windows アプリケーション周りも弄っていきたい所存です。そしてもうちょっと OSS 周りでのコントリビューションを行っていきたいお気持ち。
4 年目も無事生き延びることが出来た(マジで)
今年は 1 月に手術を受けて、そして 8 月に検査を受けるという精神的にくるイベントが多かったので、マジで生き延びることができてよかったと安心してます。
顛末についてブログに書いたところ、アドバイス希望といったメールやメッセージを受け取りましたが、知識のない自分から言えることは正直何もないし、本当に運が良かっただけなので何もお答えできません。
これからしばらくは 1 年ごとに検査を受ける必要があって少し面倒な気持ちありますが、経過観察期間が終わるまで頑張ろうと思います。なので 8 月は大体テンション低いと思います。
ちなみに毎月払っていた医療保険は特約によって今後の払い込みが不要になりました。
de:code 2019 で 2 セッション話した
某 Microsoft の武田さんとチャックさんの二人からほぼ同時に話があったので、今年の de:code は 2 セッション話すというタスクをこなしました。
スライドとフォローアップは公開してあります。Application Insights と Azure Serverless という内容でしたが、それぞれ関連する内容も多いので、同時に話が出来たのは良かったかなと思ってます。
とはいえ、2 セッションはちょっと無茶だったかなという気持ちもあります。
Surface Laptop 3 と Surface Pro X を買った
Surface Book 2 が物理的に重すぎて腰と肩を悪くしそうだったのと、dGPU を全く使わなかったので Ice Lake 搭載の Surface Laptop 3 に買い換えました。2 か月ほど使ってますが最高です。
同時に発表された Surface Pro X は初の ARM 搭載 Surface で、開発用にどうしても欲しかったので US の発売日に合わせてハワイまで買いに行きました。
行きはタイミングよく ANA の A380 に乗れたのでラッキーでした。しかも二階席のプレミアムエコノミーだったので満足度が非常に高かったです。
肝心の Surface Pro X は公式発売日である 11/5 には US 本土含め誰も買えてなかった感じでした。Twitter で色々調べてましたが、レビューはあっても購入報告は全く見つかりませんでした。
2019 年 11 月 6 日、ハワイの Microsoft Store にて Surface Pro X を購入した記録 pic.twitter.com/ZfKdm3JGo3
— しばやん (@shibayan) 2019年11月7日
とりあえず 11/6 に無事購入できたので良しとしてます。購入後は自作アプリの ARM64 対応について動作確認をしたり、メジャーなライブラリに対して ARM64 対応パッチを投げるのに使ってます。
オフィスヨガを毎週継続した
今年の頭からオフィスヨガを始めたのですが、週に 1 回のペースで毎週継続してます。最初の方に比べるとみんなが全然動けるようになっていて凄く楽しいです。
最近はちょいちょい IT 系でもヨガの機運が高まっているように感じます。
明らかにヨガをやった後のパフォーマンスが良いので、来年も継続して取り組んでいく予定です。目標は来年末までに太陽礼拝を 108 回ぐらい。
GitHub で色々公開した
ちょいちょい小物を作っては GitHub / NuGet で公開するようにしてました。基本は自分が必要だったものを作っては放置してたのを、ちゃんと GitHub にライセンスを付けて公開するように心がけただけですが。
Azure Acmebot (Let's Encrypt 自動更新くん) も継続的に改良を続けていて、App Service Managed Certificate がリリースされた今でも結構使われているようです。
個人で作ったもの以外に、今年は Smart Store リファレンスアーキテクチャと Freee C# SDK の開発もお手伝いしていて、それらも GitHub 上で公開されてます。
今年の確定申告では Freee API を使って色々と自動化しようと思っているので、今から使うのが楽しみです。使っていて変な挙動があれば Issue を上げると対応されるはずです。
コントリビューションを行った
今年も少しコントリビューションを行えました。Durable Functions は去年もいくつか PR が取り込まれましたが、今年は少し数が増えました。最近は vcpkg に ARM64 対応の PR を上げることが多かったです。
Surface Pro X 関係ですが、メジャーなライブラリが ARM64 向けビルドが通らないことが多かったので、その辺りにパッチを書いて PR を投げるというのもいくつか行いました。
OpenCV と CMake にパッチを投げてみましたが、比較的すんなり取り込まれてうれしかったです。
来年 1 月に日本でも Surface Pro X が発売される予定なので、それまでに少しでも ARM64 に対応したアプリケーションが増えるといいなという気持ちでやってます。
振り返りのまとめ
今年も最後は今年書いたエントリのアクセス数が多い順のリストで締めます。相変わらず Azure 関係のエントリが上がってこないのが悩みです。
- マツダコネクトを Apple CarPlay 対応にしたら捗った
- 既存の WPF アプリケーションを .NET Core 3.0 に移行した
- 希少がんが見つかってから回復するまでの記録
- Surface Book 2 から Surface Laptop 3 に乗り換えた
- ハワイに行って検証用に Surface Pro X を買ってきた
- C# と Polly を使って回復力の高いアプリケーションを書く
- そろそろ Azure Cloud Services の移行先についてひとこと言っておくか
- C# で Interactive な Prompt を構築するライブラリを作った
- Windows 10 で Process Isolation を使う時の注意点など
- 新しい Azure App Service の VNET Integration を試した
来年は Azure Serverless をフル活用したアーキテクチャ構築や、それに必要なライブラリやアプリケーションをコツコツ作っていこうかと思ってます。去年も書いた気がしますが、来年こそ頑張るということで。
*1:ただし AKS を除く