しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

Azure Web Apps で PHP 7 (x86 / x64) が使えるようになりました

数日前に Azure Web Apps が PHP 7 に対応したというツイートが流れてきました。

https://twitter.com/cfowlerMSFT/status/727538587592327168

その時は自分のインスタンスにはまだインストールされていませんでしたが、今確認するとインストールされていたので書きます。Azure Blog のエントリも 404 でしたが、今はちゃんと見れるようになってます。

ちなみにインストールされているバージョンは現時点では 7.0.5 になります。

PHP 7 は 32bit 版と 64bit 版が使えるようになっています。基本的にはこれまでと同じく、ポータルからバージョンを選択して保存するだけで使えるようになっています。

64bit を使うには、公式的には設定からプラットフォームを切り替えろと書いてありますが、Java の時と同様に XDT で書き換えてしまえば、32bit の IIS Worker Process の下で 64bit の PHP 7 を FastCGI で動かすことができるのではないかと思っています。

注意点としては SQL Server / Database 用のドライバが PHP 7 を選ぶとまだ使えないということぐらいかなと思います。まだ開発中のようです。

https://github.com/Azure/msphpsql/tree/PHP-7.0

既に Site Extension で PHP 7 を使っている場合は、基本的にはそのままでも問題ないとは思いますが、気になる人はポータルから PHP 7 を有効にしてから Site Extension を削除すれば問題ないはずです。

実際に試しましたが、プラットフォームを x64 にしてあるのに x86 の PHP 7 が使われています。このあたり、ちょっと不具合な気がしています。

Site Extension はデフォルトでは自動更新されませんが、プラットフォームに任せておけば最新バージョンへ自動でアップデートされるので、移行しておいたほうが手間が省けそうです。