Kudu のコミットログを割と眺めているので、OneDrive からのデプロイが実装されたことは結構前から知っていたのですが、やっとポータルから設定可能になったみたいです。
ちなみにポータルは怒涛の勢いで更新された結果、被害者を多く出しています。詳細はブチザッキで。
Azure PreviewポータルのUpdate | ブチザッキ
流石 Azure 界の抱かれたい男 No.1 こと @kosmosebi という感じです。まとめる速度 No.1 の異名は伊達ではありませんね。今後も海外のイベントを中心にブログでまとめていってもらいたいものです。
折角 OneDrive からのデプロイが出来るようになったので、とりあえず実際に試しておきます。ポータルの Continuous Deployment 設定を開くと、ソースとして OneDrive が増えているのが分かります。
OneDrive を選択すると Microsoft アカウントの認証を通す必要があるので、Authorization をクリックして認証を通しておきます。途中で OneDrive へのアクセスを許可するかという画面になるので、許可を選びます。
これで OneDrive に保存されているフォルダを選べるようになると思いましたが、そのあとの設定で一覧にフォルダが一つも出てきませんでした。
よくわからなかったので OneDrive を見てみると、アプリというディレクトリが作成されていました。
どうやら、この下にディレクトリを作らないとポータルから選択可能にならないようです。ちなみに Dropbox の時も同じような挙動だったと、ぶちぞうさんが教えてくれました。
@shibayan その辺はDropBoxの時も似たような挙動だった
— こすもす.えび (@kosmosebi) 2015年9月22日
作成されたディレクトリの中に適当にディレクトリを追加すると、ポータルの一覧に表示されるようになりました。既にあるディレクトリから選択は出来ないので注意したいですね。
OK を押すと、自動で OneDrive からデプロイを行ってくれます。初回は何もしなくてもデプロイが始まりますが、二回目以降は自分で Sync を行わないとデプロイが始まらないようになっています。
デプロイが完了するとタイルにステータスが表示されます。
機能自体は Git を使ったものと同じなので、過去 10 件分の変更まではポータルから再デプロイが行えます。
何故 Dropbox より OneDrive の方が遅かったのかよくわかりませんが、OneDrive でもライトユーザー向けにお手軽デプロイが出来るようになったのは喜ばしいですね。