そろそろ Ruby と Rails を動かすのもマンネリかなと思ったので、今回は Perl をインストールして動かしてみることにしました。
Windows 向けの Perl 実行環境は ActivePerl が有名ですが、今回は Strawberry Perl を使ってみました。こっちの方がポータブル版があるので Web サイトへのインストールが楽でした。
今回インストールを目論んだアプリケーションは YukiWiki です。インストールマニアックスの課題 OSS として挙がっていたので選択してみました。
http://www.hyuki.com/yukiwiki/
とりあえずいつも通り Perl の必要なファイルを zip にしてからアップロードし、unzip コマンドを使って展開すれば Perl のインストール完了です。特に説明は要りませんよね?
今回は Perl を CGI で動かすので、Web.config でハンドラーマッピングの追加と、Site Extension を使って applicationHost.config の修正が必要ですが、これは Ruby を CGI で動かした時と手順はほぼ同じです。
Windows Azure Web サイトで Ruby を動かしてみた(CGI 編) - しばやん雑記
用意した Web.config は以下の通りです。
<?xml version="1.0"?> <configuration> <system.webServer> <handlers> <add name="CGI" path="*.cgi" verb="*" modules="CgiModule" scriptProcessor='D:\home\perl\bin\perl.exe "%s" %s' resourceType="Unspecified" /> </handlers> <cgi createProcessAsUser="false" /> </system.webServer> </configuration>
これでランタイムの準備が出来たので YukiWiki 本体を Web サイトにアップロードして、wiki.cgi を叩くだけなんですが残念ながらエラーになりました。
しかし、IIS ログを確認すると 200 を返しているので、Web サイトの ARR 部分で 502 になるみたいです。
最低限の Hello, world や YukiWikiMini は動いたのですが、少し規模が大きくなると 502 になってしまいました。エラーログも出ないし、ちょっとよくわからないので未完記事にしておきます…。