Surface 3 に Windows 10 Insider Preview をインストールした

シアトルの Microsoft Store で Surface 3 を買ってみた - しばやん雑記 で Windows 10 のインストールを試した時には、グラフィックスドライバーがインストール出来なかったため諦めました。ちなみにデバイスマネージャーでは以下のような扱いになってしまってました。

この時点で表示が崩れているのも確認出来ますね。

他にもセンサー周りのドライバーも入らなかったりしましたが、Windows Update で Windows 10 向けドライバーのプレビュー版の配布が始まったようです。

http://www.windowscentral.com/you-can-now-install-windows-10-preview-surface-3

元々 Windows 10 をインストールすることが Surface 3 購入の目的だったので、これでやっと実際に Windows 10 を試せるようになりそうですね。

Windows Update での配布だけで、ダウンロードセンターからダウンロードは出来ないみたいです。

MODERATOR EDIT (May 13, 2015): We have a pre-release Windows 10 driver set for Surface 3 published to Windows Update. If you have installed Windows 10 on your Surface 3, please visit Windows Update and install these drivers.

Redirecting

という訳で、早速 Surface 3 に Windows 10 をインストールしてみました。

インストール前に更新プログラムをダウンロードするみたいなので、インストール終わった段階でグラフィックスドライバーがちゃんとインストールされた状態になりました。

ドライバーはセンサー周りだけ足りてないみたいですが、それ以外は問題無いです。

Windows Update で更新を確認してみると、ファームウェアのアップデートも来ていたので入れておくのがいいと思います。ちなみに自分の環境ではインストールに失敗しましたが、再起動後に上手くいきました。

ここまで終わらせると Spartan こと Microsoft Edge も実用的な速度で動くようになりました。折角なので about:config で新機能を全て有効にして試してみたりもしました。

まだグラフィックスドライバーの出来がいまいちな感じですが、Windows 10 のリファレンスとも言える Surface 3 なので、安心して使える気がします。

シアトルの Microsoft Store で Surface 3 を買ってみた

何となくシアトルまでやってきたので、5/5 に発売されたばかりの Surface 3 を買ってみました。宿泊するホテルの 2 ブロック隣のビルに Microsoft Store が入っているので、購入は必然という感じですね。

今回購入したのは 4GB メモリ、128GB ストレージのモデルです。ペンは別売りなので追加で購入します。

Surface Pen は初めて使いましたが、結構快適でした。Pro 3 に比べるとスペックは下がりますが、ペン先への追従性が悪いといった感覚は全くありません。

ストレージのパフォーマンスはお察しという感じですが、CPU とグラフィックスは割と強いみたいなので、日常的に使う分には問題無いレベルに感じます。

デフォルトでは Windows 8.1 が入ってますが、すぐに飽きたので Windows 10 Insider Preview をインストールしてみました。動きますが、クリーンインストールにしたのが失敗でした。

インストール中は気にならなかったのですが、暫くしてどうも画面の切り替わりなどにラグが発生していると思ったら、グラフィックスドライバーがちゃんと入っていませんでした。

Microsoft のダウンロードセンターからドライバーをダウンロード出来ますが、グラフィックスドライバーだけはどうしても入ってくれなかったので、諦めて Windows 8.1 に戻しました。

Download Surface Pro 3 from Official Microsoft Download Center

今のところ、日本での発売に関して情報が全く出てこない Surface 3 ですが、何となくキックスタンドの裏を見ると技適マークが付いてました。

わざわざ販売しない国の審査を通すとも思えないので、販売は確定しているものだと思われます。

Surface RT と Windows RT 8.1 Preview をもうちょっと使ってみた

タイトルの通り、Surface RT にインストールした Windows RT 8.1 Preview をもうちょっと色々と使ってみました。8 から 8.1 は思った以上に変更されているんですな。

例えば、共有チャームからスクリーンショットを撮影できるようになっていました。

Surface RT ではスクリーンショットはボリューム下 + Win ボタンで撮れますが、ソーシャルメディアに上げたり、メールで送ったりする場合にはチャームから一発です。

他には、デバイスチャームの内容がわかりやすく整理されていました。

印刷はそのままの意味ですが、再生では DLNA を使ってネットワークに繋がっているテレビで動画を再生出来たり、表示ではプロジェクターへの接続を行えたりします。*1

そして良いと思ったのがストアアプリ版 IE11 での「常にアドレスバーとタブを表示する」オプションです。

オンにするとこんな表示です。ストアアプリ版の IE では毎回スワイプしてアドレスバーやタブを表示させないといけなかったので、このオプションは実用的ではないかなと思います。

そして重要だと思うのが、Surface RT に RT 8.1 Preview をインストールして OS の全体的なパフォーマンスが良くなったと感じた点でしょうか。*2

日本での発売が遅れたことや最近開始された値下げによって、在庫処分じゃないかとか、Build 2013 で新型が出るんじゃないかとか言われてましたが、Surface RT は RT 8.1 Preview でも余裕で戦えそうなので、今の安いうちに買っておいても悪くないと思います。

*1:ラベルは「プロジェクト」となっていて非常に紛らわしい

*2:スタート画面の切り替えやスクロールが速くなった感じ。アプリ自体のパフォーマンスはまた別の話

Surface RT に Windows RT 8.1 Preview をインストールした

ちょっと前まで Build 2013 キーノートのストリーミング中継を見ていたわけですが、その中で Windows 8.1 / RT 8.1 Preview や Visual Studio 2013 Preview が発表されました。

流石にプレビュー版をメインマシンに入れることは出来ないので、割と遊んでる Surface RT に RT 8.1 Preview を入れることにしました。

Windows 8.1 Preview を使ってみる - Microsoft Windows

Windows 8.1 Preview のページですが、Surface RT でアクセスすると Windows RT 8.1 Preview のダウンロードページが表示されます。

インストールの手順としては、上記のページから .msu ファイルをダウンロード＆インストール。すると、ストアから 8.1 Preview をインストール可能になります。

今回はプレビューだからなのか、インストールにめちゃくちゃ時間がかかりました。自動的に 4,5 回再起動が繰り返されるのですが、それも 1 回ごとに結構時間がかかって心が折れそうです。

インストールが終わると改良されたスタートスクリーンが表示されます。デスクトップアプリのタイルが、アイコンで使われている色が自動的に選択されるようです。まだ少ししか触れてませんが、これは 8 から良い改良が加えられたという印象です。

スタートボタンなんて正直どうでもよくて、PC 設定や SkyDrive との連携など、それ以外の不便だった部分が一気に解消されているように感じます。

それでは、多少気になったところを上げていきます。

Windows RT 8.1 だけですが、Outlook 2013 RT がインストールされていました。追加料金不要で入ってくるのは非常にお得ですね。

それ以外にも電卓やアラームなどといったストアアプリが標準でインストールされています。デスクトップに戻らずに使えるアプリが増えることは良いですね。

そしてリーク情報通り IE11 では SPDY と WebGL に対応していました。ちなみに HTML5 test のスコアは以下のような感じ

IE10 と比べると 35 点ほどアップしてますね。

正式リリースまでにまだまだ追加や変更があるとは思いますが、割と良い感じではないでしょうか。

Surface RT を使ってみた感想

今日は家で Surface RT を使っていろいろと試していたので、その感想をまとめてみます。

良いところ

バッテリーの持ちが格段に良い

昨日の夕方に 100% 充電してから、持ち歩いて外で Twitter したり、自宅でも Hulu で映画を見たりゲームしたり、Twitter と Facebook を同時にしたりしていましたが、これを書いている時点でも 25% ほど残ってます。ちなみに液晶の輝度は最大で常に Wi-Fi に接続しています。

Surface RT では Connected Standby が有効になっているので、スリープ中でも裏で通信しているのですがそれでもかなり持ってますね。

意識することなく DLNA が使える

Surface RT*1 は DLNA に対応しているので、同じネットワーク上にテレビなどの DLNA 対応デバイスがあれば、デバイスチャームに自動的に表示されるようになっているみたいです。

デバイスチャームから使えるので、どんなアプリからでも一貫した操作なのが便利ですね。

キックスタンドが超便利

やっぱり、タブレットとかずっと持っておくのはどれだけ軽くなっても無理です。映画見たり、音楽聴いたりするときに本体だけでサッと立つのは便利です。

Flash が動く

個人的にはあまり使いたくないんですが、Flash が使われているサイトってやっぱりまだまだ多いので、全く動かないのではちょっと困るんですよね。

YouTube やニコニコ動画も普通に見れるんですが、案外知られていないですね。

悪いところ

アプリが少ない、クオリティが低い

レビューでは酷評されている Twitter アプリは、ログイン周りと急に落ちる問題が直ったらクオリティが高い部類に入りそうです。それほど気合の入ったアプリがなかなかない感じです。

Microsoft と協力関係にあるのに Facebook アプリが出ないのが割と謎です。むしろ MS が作る勢いでお願いしたい。

というか、何故か標準で入っているアプリのクオリティが驚くほど低いのが謎です。

最初からクオリティの高いアプリを入れると、また EU とかいうやくざが文句を言うからなんでしょうか？競争が阻害されると考えていたりするんでしょうか？そもそも、独禁法に引っかかるほどのシェアが Win 8 にあるとは思えないですし。*2

日本語フォントが Meiryo UI

こいつのせいで全てが安っぽく見えてると思います。

せめてメイリオにしておけば、横幅が広いので文字自体のバランスが良くなるのに謎です。そして許せないのが広告では Modern UI のフォントがメイリオになっているところです。

気になるところ

パフォーマンスチューニング不足？

Pinball FX2 みたいな重いアプリを動かした後はちょっとカクカクする感じです。数秒したら元のヌルヌルな速度に戻るんですが、これはアプリのチューニング不足かもしれないですね。ファームウェアの改良も必要かもしれないですけど。

今のところ Surface RT のファームウェアは Windows Update を使って月に 1 回のペースで配信されていて、今後も継続的に改善されると思うのであまり心配してないです。

まとめ

ネットのレビューでは割と散々なことが書かれている Surface RT ですが、実際に触ってみると悪くない感じです。今までの Windows アプリが動かないという制約はありますが、最近はブラウザがあれば大抵のことは出来てしまうのであんまり不便しないんですよね。

妄想で語るより、実際にお店に行って試してみるのが買うにしろ買わないにしろ良いと思います。

*1:というか Windows RT

*2:それだったら iOS とか Android も訴えられるべきなので