しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

UWP アプリケーションの収益を PayPal で受け取ってみた

最近はちょくちょく UWP アプリケーションを開発してきて、そろそろ収益の受け取りについて調べないといけないと思ったのがきっかけです。PayPal で受け取りました。

色々と人に聞いたり、ネットで調べたりしたのですが情報が出てこなかったので、体験談を書いておきます。

PayPal ビジネスアカウントを開設

まずは支払いを受け取るための PayPal アカウントを開設しました。一応個人事業主ということになっているので、ビジネスアカウントを開設しておきました。

開設自体は必要な情報を入力して、本人確認書類(免許証とか)を送信すれば、PayPal 側で審査が行われて、後ほど書留でアクティブ化用のパスワードが送られてきます。

地味に時間がかかってしまうので、早めに開設した方が良さそうです。私の場合は 2 週間近くかかりましたが、全ての設定を終えていつでも収益を受け取れる状態になっています。

受け取りアカウントを PayPal に

Windows Developer Center の受け取りアカウント設定から PayPal のアカウントを追加します。

メールアドレスと名前を入力するだけなので簡単ですが、PayPal 側の表記に合わせておかないと、めんどくさいことになりそうな気がしています。

登録が終わればアカウント設定に情報が表示されます。支払い保留の設定はオフにします。

これで収益がしきい値を超えている場合には、毎月 15 日に支払処理が行われます。

収益の振り込みを確認

月初めの方に入金可能な収益が確定されるようになっています。そして 15 日になると実際に PayPal にて支払いが行われました。見た感じ手数料は引かれていないようです。

支払いが作成されても、実際に決済が行われて資金の移動が出来るようになるまで 3-5 営業日ぐらいかかることがあるようです。今回は 2 営業日で決済が完了しました。

実際に決済が行われましたが、手数料がかかっていないように見えます。

PayPal で支払いを受け取ったことはないですが、手数料がかからないのはちょっと怪しいです。

手数料としきい値について

Windows Store に有料アプリや、広告付きのアプリを公開している場合に大体最後の最後で苦労するのが、この収益の受け取りだと思います。単純に銀行振り込みを利用すると、場合によってはとんでもない手数料がかかることがあります。

コマーシャル マーケットプレースの支払いと税金のプロファイルを設定する | Microsoft Learn

PayPal を利用した支払いの受け取りに場合には 4% の手数料がかかる*1ようですが、今回は 0 円表示ですし実際に引かれずに Dev Center の表示通りの額でした。

受け取ることが出来る収益のしきい値が決まっていますが、Windows Store での売り上げの場合は $25 から、広告収入の場合は $50 から受け取れるようになっています。

地域ごとの支払いの詳細 - Microsoft コマーシャル マーケットプレース - Marketplace publisher | Microsoft Learn

銀行振込の場合は Windows Store の売り上げは $200 以上ないと振り込まれないので、PayPal を使った場合にはすぐに受け取れる可能性があります。

とりあえずこの売り上げで明日は寿司を食べてこようかと思います。