既に Raspberry Pi 2 で遊んでいるときに数回 Raspbian を壊してしまって、イメージを焼き直しています。
イメージから戻した後にビルド周りのパッケージインストールを良く忘れるので、最初にやっておくべきこととしてメモしておきます。随時追加するかもしれません。
タイムゾーンとキーボードレイアウトの設定
これは初回起動時にやっておいたほうがいい感じです。そうじゃないとキーボード入力がしんどいです。
sudo raspi-config
Internationalisation Options からそれぞれ設定が可能です。
パッケージのアップデート
apt-get でパッケージをインストールする前に実行しておくべきです。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
カーネル、ファームウェアのアップデート
apt-get upgrade 後に実行した方が、新しい rpi-update が出ているかもしれないので安全な気がします。
sudo rpi-update
2015/2 の Raspbian イメージは 3.18.7-v7+ でしたが、アップデート後は 3.18.8-v7+ になりました。
SPI / I2C の有効化
初回起動時でも良いですが、後からでも raspi-config で設定可能です。
sudo raspi-config
Advanced Options から SPI / I2C の有効化が簡単に出来ます。
設定後、再起動すると lsmod で spi_bcm2708 と i2c_bcm2708 が見えるようになります。
SPI のループバックテストは公式のドキュメントの Troubleshooting にあるコマンドで簡単に行えます。
I2C に関しては、更にカーネルドライバを読み込む設定が必要になるようです。
Raspberry Pi の I2C を有効化する方法 (2015年版) - 意識低い開発者のBlog
/boot/config.txt への追記は必要なかったですが、/etc/modules へ i2c-dev を追加する必要はありました。
ビルドツールのインストール
最低限、これぐらいは入れておかないと、ソースからビルドしてインストールが出来ないです。
sudo apt-get install autoconf libtool automake build-essential git
新しい GCC をインストール
Raspbian の GCC は 4.6 なので、新しいバージョンを入れておきます。
sudo apt-get install gcc-4.8 g++-4.8 sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.6 20 sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.8 50 sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.6 20 sudo update-alternatives --install /usr/bin/g++ g++ /usr/bin/g++-4.8 50
update-alternatives を使って古い gcc/g++ も使えるようにしておきます。
新しい Mono をインストール
公式で armhf 向けバイナリが公開されているので、それを使います。
新しい Node.js をインストール
apt-get で入るバージョンは古いのと、名前が nodejs になっているので自分でビルドします。