MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013) を買ったら初期不良を引いた話 - しばやん雑記 にて書いた初期不良だった MacBook Pro は、帰省する日をずらしたことによって無事に受け取れました。
早速、最強の Windows マシンとして使うために、Windows 8.1 Pro をインストールしたので、適当に忘備録的に書きます。
インストールが終わらない
とある人形町の夜王に教えていただいてたのですが、手順通りに Windows インストール用の USB メモリを作成して、Windows 8.1 のインストールを進めていくと、最後で画面が切り替わらずに処理が完了しないままになります。
夜王曰く、マウスを繋げている場合はカーソルを動かすと Boot Camp インストーラが前面に表示されるらしいですが、自分はマウスを持っていなかったので一度液晶を閉じてスリープにさせて、すぐに解除することで Boot Camp インストーラを前面に持ってくることができました。
UEFI と GPT で Windows がブートする
Retina と Air だけかとは思いますが、特に何も考えることなく Boot Camp を使ってパーティションを作成し、USB メモリを使って Windows をインストールするだけで UEFI モードで起動するようになります。
システム情報でも BIOS モードが UEFI となっていることがわかります。
そしてパーティションのスタイルは Boot Camp で作成したのに、MBR ではなく GPT となっていますね。
こっそりと UEFI でのブートに対応していたのは実にありがたいです。UEFI でのブートに対応したことで、Windows の起動時間は Mac とほぼ同等の短さになりました。
SATA AHCI が有効
これまで MacBook Pro (Early 2011) でも AHCI を有効にできた! - しばやん雑記 のように MBR を弄って AHCI を有効に出来ないかと探ってきましたが、UEFI がデフォルトになったことで Mac と同等になったみたいです。
しっかりと SATA AHCI 用のドライバが読み込まれています。当然ですが NCQ や Trim もしっかりと動作するようになりました。
Hyper-V は動かない
とある人形町の夜王曰く、新しい Haswell MacBook Pro は Hyper-V に対応していないとのことでしたが、タスクマネージャを確認したところ、Hyper-V はサポートされているようでした。
しかし、システム情報から Hyper-V の項目を確認しておくと「Hyper-V - ファームウェアで仮想化が有効」という項目だけがいいえとなっていました。
古い MacBook Pro では有効になっていたようなので、Haswell の MacBook Pro のみ変わっているようです。
ファームウェアのアップデートで改善されるかもしれないので、少しだけ期待してみようかと思います。
HiDPI への対応は甘い
エクスプローラや Internet Explorer は問題ないですが、昔からあるデバイスマネージャなど管理系が HiDPI に対応出来ていないように感じました。
Chrome は HiDPI 対応中のようなので、フラグを変えることでフォント周りのレンダリングを改善することができますが、UI 周りはまだ残念な感じですね。
WPF で作られているアプリ*1は問題なく表示されているので、やっぱり GDI は早く死ぬべき。
*1:Visual Studio 2013 とか