TechEd North America 2013 が始まりましたが、早速 Windows Azure 周りでの更新を 抱かれたい男 No1 がブログでまとめてくれていたりします。流石、安心と信頼の 抱かれたい男 No.1 ですね。
そして今朝 Twitter を見ていたら、以下の Damian Edwards 氏のツイートが飛び込んできました。
#msteched done for today. Thx to those who came to my talk on @aspnet & vs web tools 2013 preview. Tomorrow: SignalR
— Damian Edwards (@DamianEdwards) June 4, 2013
ASP.NET and Web Tools 2013 だって!?そして明日は SignalR のセッションなの!?
物凄く内容が気になったので、Channel 9 でセッション動画を探したら、既に動画とスライドが公開されていました。
Microsoft ASP.NET, Web, and Cloud Tools Preview
流石 Damian Edwards 氏!実に素晴らしく、ワクワクするセッション!!
詳しい内容は動画を見てもらうことにして、ここからは自分が非常に気になった点をピックアップして紹介しておきます。動画のサムネイルをちょっと使わせてもらいました。
まずはセッションの最初の方に出てくる、Visual Studio 2013 のプレビュー版での ASP.NET プロジェクトの扱いです。
何と ASP.NET Web Application という項目しかありません。
そしてプロジェクトの種類を選択して進んでいくと…。
遂にキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
そうです、ついに ASP.NET は Web Forms や MVC といった各フレームワークの垣根を越えて、自由に使用するフレームワークや機能を選択できるようになりました。
今までは ASP.NET MVC と Web API は切り離しが実質不可能でしたし、Web Forms と MVC の共存は多少手間がかかりました。しかし、これからはチェックボックスで使用するフレームワークや機能を選択するだけで、簡単に ASP.NET アプリケーションを作成することが出来そうですね!
さらにデフォルトのテンプレートが Twitter Bootstrap を使うようになっていたり、それが Web Forms のプロジェクトでも同じように反映されていることが分かります。
他にも Web API での属性ベースルーティングや、新しい認証のセットアップダイアログなど Web Forms と Web API を中心にデモが行われたようです。
そして、最後には ASP.NET MVC 5 / Web API 2 / SignalR 2.0 / OWIN & Katana / Entity Framework 6 などについて情報が公開されています。
簡単にまとめておくと ASP.NET MVC 向けの専用ツールを廃止して統合されたツールで代替されることや、MVC 5 / Web API 2 / SignalR 2.0 では .NET 4 へのサポートが打ち切られて .NET 4.5 が必須になることなどが発表されています。
One ASP.NET という概念が Scott Hanselman 氏のブログによって提唱されてからかなり時間はかかりましたが、ついに Visual Studio 2013 で実現されそうです。
今月末の Build でプレビュー版が公開されるらしいので楽しみですね!