しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

GitHub Universe 帰りの飛行機に手荷物が積み込まれなかった話

既に X の方にはリアルタイムで色々書いていたのですが、初めてのロストバゲージだったのでこちらにも残しておくことにします。GitHub Universe 2023 へ参加するためにサンフランシスコに行きましたが、帰りの飛行機に預けたスーツケースが積み込まれていないという経験をしました。

ちなみに GitHub Universe へ参加した話はこっちです。来年もチケットは買ってあるので行くつもりです。

今回のサンフランシスコ往復は地味に辛いことが多かったのですが、それは帰りの便でビジネスクラスへのアップグレードに失敗したことから始まりました。チケットにはエコノミークラスを表す Y の字がデカデカと記載されています。プライオリティのシールはよくわかりませんでした。

運が良ければ搭乗口でビジネスクラスへアップグレードされるかもという話でしたが、名前を呼ばれることはなかったので 7 年振りに太平洋横断をエコノミークラスで行うことになりました。11 時間のフライトを座りっぱなしは 37 歳には流石にしんどい。

そんなこんなで苦行のような 11 時間のフライトを耐えきった後、顔認証ゲートでサクッと入国を終わらせて荷物を受け取ってさっさと帰ろうと思い、足早にバゲージクレームに向かうとこれまで経験したことのない、自分の名前入りの表示を発見しました。

何と自分を含む 10 名ほどの手荷物が、サンフランシスコ国際空港のトラブルで飛行機に積まれていなかったらしいです。正直なところ「2 時間前にチェックインして荷物預けたのにそんなことあるんか」という気持ちでしたが、積み込まれていないものは仕方ありません。

とりあえず書かれている通り該当することを係員の方に伝えると、とても丁寧な謝罪をしていただいて自宅への配送の手続きが始まりました。こればっかりはシステムが雑なサンフランシスコが悪いと思います。

税関申告書は電子で終わらせていたのですが、今回のようなケースでは別日に税関申告を行う関係上、紙で提出する必要があるらしく新しく書くことになりました。その後は未着手荷物報告書という紙が用意されていたので、スーツケースの中身やメーカー、形や色といった情報以外にも、ダイヤルロックの番号や保険に入っているかなども詳しく聞き取られました。

後で調べたところ、カード付帯保険には寄託手荷物遅延費用保険というものがあるらしく、それを使うと一定金額まで保険金が下りるらしいですが、手続きが面倒だったのと今回は帰国便だったので遅れても困らなかったので手続きしませんでした。

一通り手続きと説明が完了すると、以下のようなレポートを受け取って終わりです。但し税関を通過する際には荷物が送れていることを説明する必要があるらしく、グランドスタッフの方が案内してくれました。税関には列が出来ていましたが、優先されて素早く出ることが出来たのはラッキーです。

受け取ったレポートはスターアライアンス仕様になっていたので共通かもしれません。これまでに多く飛行機に乗ってきましたがロストバゲージの経験がなかったので、割と新鮮な気持ちで色々と体験してきました。

到着した時には全て準備済みだったので、自分が太平洋上空をエコノミークラスで苦しんでいた時に手続きをされていたのだと思います。大変な仕事だなと感じる瞬間でした。ちなみにロストバゲージのお詫びとして幾らか貰ったので日本食代にしました。

スタッフの方曰く、日本に届いた後には登録したメールアドレスに対して連絡が届くということでしたが、次の日には以下のような英語メールが届きました。知らなかったらスパムと勘違いしてしまいそうですが、クロネコヤマトのトラッキング番号付きだったのでステータスを確認出来る状態でした。

急に英語メールになったのが気になったので From アドレスを確認すると、以下の会社にアウトソーシングしているようでした。いろいろな仕事があるなと実感した瞬間です。

クロネコヤマトに渡ってしまえば安心なので、適当にトラッキングを見ながらスーツケースが届くのを待ちました。当然ながら発払いなので安心です。スーツケースには GitHub HQ で貰ったお土産が入っていたので無事に戻ってきて良かったです。

とまあ、今回は特に帰国便で辛いことが多かったのですが、スーツケースも中身も無事に戻ってきたので良かったです。これまでスーツケースには着替えぐらいしか入れなかったのが幸いして、仕事などに影響することはありませんでした。今となっては良い経験になったという気持ちです。

最後に全く持って関係ないのですが、サンフランシスコでオルターブースの皆さんと食べたバカみたいに大きいカニの写真を載せておきます。このカニが今回で一番美味しいご飯でした…。

結局のところカニみそを英語で何といえば伝わったのかは謎のままです。来年も食べに行きたいです。