しばやん雑記

Azure Serverless とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

Snapdragon Developer Kit for Windows こと ECS LIVA Mini Box QC710 Desktop を購入した

Build 2021 で夏に Microsoft Store 経由で発売と言っていた Snapdragon Developer Kit for Windows が 11 月中旬にようやく発売になりました。ずいぶん長い夏でしたね。

噂通り ECS のミニ PC だった訳ですが、Windows on ARM 周りに興味がありハワイまで Surface Pro X を買いに行ったぐらいの人間なので、これも購入しました。

200 ドルちょいで検証用に常時稼働させて、必要があればリモートデスクトップで入れるマシンがあるのは便利です。Windows 11 が降ってくれば、GitHub の Self hosted runner としても使えるはずです。

購入から到着までの流れ

例によって見事におま国を食らっているので、Microsoft Store から直接日本に発送は出来ません。日本の MSA でもカードに入れることは可能ですが、発送先は US に限定されていました。

コロナが無ければ US に遊びに行くついでに購入していましたが、流石に今回は転送サービスを使うことにしました。とりあえず昔にアカウントだけ作っておいた Planet Express を使いました。

これで発送先はクリア出来るはずですが、サービスによっては転送サービスの住所は NG を食らうことがあります。特にクレジットカードは US 発行のものが必要なケースが多いのですが、今回は奇跡的に転送サービス + 日本発行の VISA で決済が通りました。

Platnet Express は追加料金を払えば消費税の掛からないオレゴンの住所を使えるようになりますが、今回は気にせずにカリフォルニアの住所を使うことにしました。MS Store の配送センターが LA にあるらしく、転送サービスの倉庫までは 1 日で届きました。実に US っぽくない。

倉庫に届いてからは写真撮影とパッケージサイズが計測されるので、税関に必要な情報を埋めて配送方法を選ぶだけでした。$2 払って優先オプションを使ったので 1 日で DHL に渡りました。

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DHL に渡ってからは 1 週間近くかかりました。コロナになってから物流は常に不安定な感じです。日本に着いてからはあっという間なのは、これまでと変わらずという感じです。

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送料が地味に高くて $50 ぐらいしました。そして日本の関税と手数料が $20 ほどだったので結局はトータルで $300 以上かかりました。

それでも Surface Pro X より断然安いのと、ARM64 唯一の据え置き PC なので許せます。

本体・スペックについて

という流れで無事に手元まで届いたので、ARM64 用の検証機として使うために色々とセットアップを行いました。箱はシンプルで Developer 向けアピールがされています。そしてめっちゃ軽いです。

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中身はシンプルに本体と電源用の USB-C アダプターとケーブルぐらいでした。大きさは Intel NUC とほぼ同じでしたが、圧倒的に軽いです。中身何も入っていないのではと思うぐらい軽いです。

真ん中にあるのが電源ボタンです。感触はとても安っぽいですが、実際に安いので気にしません。

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ファンレスなので負荷を掛けても無音です。おそらく消費電力も相当に低いはずなので、常時稼働させておくのに最適です。実際にリモートデスクトップで自由に使うために常時稼働させています。

CPU 周りの情報は CPU-Z でもほぼ取れなかったので、適当にタスクマネージャで済ませます。事前情報通り Snapdragon 7c と 4GB メモリ、eMMC 64GB ストレージという安さを追求した構成です。

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eSIM が使えるという情報がありましたが、パッと見た感じ認識されていませんでした。同様に仮想化にも対応していないので WSL 2 は動かすことが出来ないはずです。

UEFI からいろいろ変更できる可能性はありますが、4GB のメモリでやることではないので調べていません。

Windows 11 に必要な要件は一応すべてクリアしています。最初から TPM 2.0 やセキュアブートは有効化されているので、特に何もすることなく Windows Update で降ってくるはずです。

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x64 エミュレーションが来ないと GitHub Actions の Self hosted runner として使うことが出来ないので、暫くは Visual Studio からリモートデバッグで ARM64EC のデバッグや、アプリケーションの ARM64 対応のために使う形になりそうです。