しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

フリーランスになって 3 回目の確定申告を終わらせた話

今年も確定申告を freee で終わらせました。面倒な確定申告も 3 回目となると操作にも慣れてくるし、知識も付いてくるので楽になってきました。

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去年は 8 月からガチ無職だったり、入院とか検査とかいろいろあった関係で収入は少し減りました。後半は主にリモートで仕事をしてましたが、今年は病気も治ったので全力で行くつもりです。

振り返りとしては所得税の予定納税と住民税、そして国民健康保険が思いのほかきつかったですね。本気で IT 系フリーランス向けに健康保険組合が出来てほしいと今年も痛感しました。

freee で電子申告

2020 年から e-Tax で申告すると控除額が 10 万増えるようになるので、今年から練習として電子申告を行ってみることにしました。今年は同じことを考えている人が多そうな気がします。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/h32_kojogaku_change.pdf

控除額が増えると所得税や住民税が下がるので、やらない理由はないです。

例によって @daruyanagi が先に freee を使った電子申告を試していて、ご丁寧にブログに手順を書いていたのでその通りに作業したら終わりました。人柱に感謝。

実は準備自体は去年から行っていたのですが、途中でマイナンバーカードのパスワードを全て忘れていてロックされてしまったため、区役所に行って証明書の失効と再発効を行っておきました。

例によって申請用紙に記入して失効と再発効を行うわけですが、発行した時とオペレーションが少し変わっていて、複数設定する数字 4 桁の PIN とパスワードは全て同じものを入れることをお勧めされました。まあ、確かに署名用と利用者証明用で分かれていたら間違える確率が上がりますよね。

マイナンバーカードと JPKI ソフトを使って動作確認とかを一通り行い、パスワードが通るか確認しておきました。最初は 1903 を入れた PC に PaSoRi を繋いでセットアップしていたら、何故かマイナンバーカードの読み込みだけエラーになってしまったので普通に 1809 で行いました。

e-Tax を使うためのセットアップは @daruyanagi が書いている通りです。後は freee の確定申告画面に従って順番に証明書を登録して、申告書を送信すれば終わりです。freee は便利ですね。

色々と批判の多い e-Tax とマイナンバーカードですが、年々改善はされているようです。個人的には全部マイナンバーカードの証明書で完結できる世界になってほしいですが、なかなか難しそうです。

やってみた感想

どうも用語が独特で分かりにくいですが、やってることは新規ユーザー登録と公開鍵の登録という感じなので、理解してしまえば楽でした。セットアップも最初の 1 回だけですし。

電子証明書の扱いは以下の通りらしいので、是非ともハンコ文化を電子署名で破壊してもらいたいです。

署名用電子証明書は実印に相当するため、15歳未満の方については、住民基本台帳カードにおける取扱いと同様に原則として発行しません。

マイナンバーカードの有効期限について|e-Tax

残念だった点として内閣府が出しているマイナポータルにアクセスするための Edge 拡張で e-Tax へのログインなどが行えなかったことです。カードリーダー機能を持ってるのに非常にもったいないです。

やってることはほぼ同じだと思うので、e-Tax も普通のブラウザ拡張として実装できるかと。マイナンバーカードの証明書が切れるまでは不要なので、あと 5 年以内に何とかして欲しいです。

今年からは消費税も

あまり考えたくなかったのですが、今年からは消費税課税事業者になってしまいました。

消費税課税事業者の先輩から教えてもらったのと税務署に行って相談した結果、簡易課税を選びました。

freee でどのように処理すればよいかわかってないので、来年の確定申告までには調べておくつもりです。

https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/consumption-tax/

@daruyanagi が消費税課税事業者ならこんな苦労はしなかったはずなんですが、見込みが外れました。

おまけ : 不幸になる封筒まとめ

今年は封筒がたくさん届いたので紹介しておきます。

来年は消費税の封筒も増える気がします。本当に辛い。