Surface Go をサブノートとして使うために、ディスプレイ出力に関して確認をしておきました。主にプレゼンテーション時に Surface Go を使うことが想像できたのと、USB-C に関してはまだ心配があったので。
公式の技術仕様には外部出力に関する情報が書いていないのはマイナスポイントです。
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一応 Intel の情報によると HD Graphics 615 は DisplayPort なら 4K 60fps に対応しているらしいです。外部ディスプレイも 2 枚までは出力できるみたいですが、USB-C が 1 つしかないので工夫が必要です。
とりあえず手持ちの機材で確認できる範囲に関しては実際に接続して試しました。Surface Book 2 の時と全く同じ環境とも言います。
DisplayPort
前から持っていた USB-C の Alternate Mode に対応したケーブルを使って、DisplayPort での出力を試しました。結構このケーブルはいい値段がするので悩みますが、スッキリと接続できるのでお勧めです。
ケーブル自体は 4K 60fps に対応していますが、モニターが 4K 非対応なので確認は出来ていません。*1
例によって DisplayPort の MST を使って 2 枚の構成にしてあるので少し特殊かもしれませんが、問題なく Surface Go の USB-C に接続したところトリプルディスプレイを実現できました。
フル HD モニターですが、1 本のケーブルで 2 枚に出力できるのはかなり便利です。
Surface Go 側をドットバイドットで運用しているので、モニターをまたぐときに解像度の変更が走らないのもメリットです。充電は Surface Connect で行ってしまいますが、仕様上はディスプレイ出力しながら充電もできるはずなので試してみたくはあります。
ちなみに Surface Go の発売と同時に USB-C から DisplayPort への変換アダプターが発売されたみたいですが、どこにも情報が見当たらなかったので出力可能な形式などは分からなかったです。
恐らくは 4K 60fps まではいけるのではと思っていますが、かなり謎なアダプターとなっています。
HDMI
USB-C から HDMI への変換アダプターは手持ちの Surface Book 2 用となっている公式のものを使いました。
このアダプターも結構いい値段がしますが、HDMI 2.0 に対応していて 4K 60fps まで安定して出せます。
実際に手持ちの 4K テレビに HDMI で接続して試してみたところ、問題なく 4K 60fps で出力出来ました。しかし 4K で出力すると、少し動作が引っかかる時があるかなという印象です。
ドットバイドットで表示させていたのも原因かもしれませんが、あまり使われないケースだと思います。
4K の動画を再生してみましたが、Book 2 の時と同様に大半はハードウェアで処理されるので、CPU の負荷は比較的低くすんでいました。コマ落ちすることもなく再生されました。
最近のプレゼン環境は接続が HDMI なことが多いので、Book 2 用に勝っておいたアダプターが問題なく使えて安心しました。USB-C があと 1 つあれば汎用性が増したと思うのですが、割と何とかなりそうです。
実際に今週末は Surface Go だけ持ってプレゼンを行おうと思っています。とても楽しみです。
*1:Surface Go の仕様上は DisplayPort で 4K 60fps 出せるはず