何かとトラブルの多い MacBook Pro (Late 2016) ですが、今日なんとなく Apple Software Update を実行してみると Boot Camp ドライバのアップデートが落ちてきました。
MacBook 12 インチには落ちてこなかったので Pro の Late 2016 限定です。
ファイルサイズが小さかったので正直あまり期待してませんでした。
修正内容は以下のような具合です。地味にスリープが解除される問題には悩まされていたので、この問題が本当に直っていればとても嬉しいです。夜中に急に立ち上がったりするのは眩しくて困ります。
- 低光量設定でのキーボードの輝度の自動調整が改善されます
- ユーザが操作していないのにコンピュータのスリープが解除される場合がある問題が解決されます
- スピーカー調整が無効になる場合がある問題が解決されます
- 内蔵スピーカーのオーディオ出力レベルが制限される問題が修正されます
- 802.11n WiFi ルーターを使用しているときの 5GHz 周波数帯での接続が改善されます
それ以外のアップデートは問題になったことがないので、割とどうでもいい感じです。未だに内蔵 Bluetooth を使えていないので、いい加減にアップデートで何とかして欲しいところです。
アップデートは大好物なのでサクッと気にせずにインストールしました。
ドライバアップデートなので再起動が必要になります。当然ながら Boot Camp ユーティリティに機能が増えていたりといったことはありません。
コントロールパネルから実際にアップデートされたドライバを確認しておきます。
既にオーディオドライバアップデートは配布されていたみたいですし、スピーカーが壊れる問題は完全に解消したと考えてよいのかもしれません。
他にも DisplayPort で接続しているとスリープから復帰した時に画面が乱れるとか、Bluetooth 以外にもスリープからの復帰時に発生する問題があるので、割と今回のモデルは鬼門だと思いました。Late 2008 から Boot Camp 使ってますが、こんなに不具合が多いのは初めてです。
最後に関係ないですが、Boot Camp のサポートドキュメントを探していて、Bluetooth を Windows で使う場合には OS X 側で先にペアリング必要というのを初めて知りました。
Bluetooth デバイスを使用する
Windows の使用時に Bluetooth® ワイヤレスデバイスを使用するには、最初に OS X でデバイスを Mac とペアリングする必要があります。
https://help.apple.com/bootcamp/controlpanel/5.1/#/bcmp4c022b12
これまで OS X 側でセットアップ中にマウスとキーボードのペアリングを行ってから、Boot Camp で Windows をインストールする流れが完全に出来ていたので、これまで問題にならなかったようです。
あと少しドライバの完成度が上がってくれるとかなり使いやすくなるので、頑張って欲しいです。