Red Hat DevNation 2016 で .NET Core 1.0 の RTM が発表されるはずですが、一足お先に SDK などが RTM になっていたのでインストールしました。詳しいことは @kosmosebi や @ufcpp が書いてくれます。
.NET のページから Preview の文字が消えて、各プラットフォーム向けの RTM な SDK がダウンロードできるようになっています。これはめでたい。
ツールが含まれている .NET Core 1.0 SDK のインストールには Visual Studio 2015 Update 3 が必要なので、先にこっちをインストールしておきました。
Downloads | Visual Studio Official Site
MSDN Subscription の方が少し早く公開されていたので、そっちからダウンロードしましたが、インストールには割と時間がかかりました。大体 40 分ぐらいです。
途中で心配になる進捗が表示されたりしましたが、インストールは完了します。
Update 3 のインストールが終わったら .NET Core for Visual Studio official MSI Installer をインストールすると、.NET Core と ASP.NET Core の開発環境が整います。Preview 2 ですけど。
.NET - Powerful Open Source Cross Platform Development
とりあえずインストールして、基本的なプロジェクトを作成してみると RC 2 からまた変わっていました。具体的には Gulp 周りが消滅して、代わりに bundleconfig.json が追加されるようになっています。
bundleconfig.json は CSS と JavaScript の minify を簡単に行える拡張機能の設定で、作者はいつもの人でした。RC 2 のリリース後に project.json は先が危ぶまれていましたが、RTM では残ったようです。
ドキュメントも少し抜けがありますが、ほぼ中身は揃った感があります。
ASP.NET Core Documentation — ASP.NET documentation
RC 2 から RTM へのマイグレーション方法は書いていなかったので、基本的には最新のパッケージへの更新ぐらいで問題ないのかもしれません。
Issues · aspnet/Announcements · GitHub
例によって、RC 2 から ASP.NET Core 周りは Breaking Changes がいくつもあるので、RC 2 から開発を始めていた人も Issue を見ておいた方が良いでしょう。
そしてリリースされたばかりの .NET Core 1.0 / ASP.NET Core 1.0 について話が聞ける勉強会が、来週の土曜に開催されるらしいです。
既にキャンセル待ち多数ですが、当日までどうなるかわからないので紹介しておきます。