メインマシンを Windows 10 にアップデートしてから 1 週間ぐらいが経過したので、気が付いた点というか感想的なものを書いておくことにします。最初に書いておくと、基本的にはいい感じです。
検索で表示されないアプリがある
原因はよくわかってないですが、Windows 8.1 では検索で引っかかっていた Git Shell のショートカットが、Windows 10 にしてから引っかからなくなりました。
GitHub アプリ自体は引っかかるので、微妙にインデックスの仕様が変わったのかもしれません。
普段から検索で Git Shell を使っていたので、タスクバーにピン止めしようかと思いましたが、Git Shell のアイコンはタスクバーにそのままだとピン止め出来ませんでした。
https://gist.github.com/fabienengels/4978318
検索すると上の Gist が見つかったので、ありがたく思いながら試しました。
無事にタスクバーにピン止めできたので、とりあえずは検索出来なくても問題ない感じです。
非アクティブなウィンドウのスクロールが出来る
Windows 8.1 まではウィンドウの上にカーソルがあっても、そのウィンドウがフォーカスを持っていない場合には WM_MOUSEWHEEL メッセージが送信されていなかったはずですが、Windows 10 からはカーソルの下にあるウィンドウに送信されるようになったいみたいです。
MSDN は更新されていないのか、フォーカスを持つウィンドウという表記になっています。
Sent to the focus window when the mouse wheel is rotated. The DefWindowProc function propagates the message to the window's parent.
WM_MOUSEWHEEL message (Winuser.h) - Win32 apps | Microsoft Learn
Spy++ を使って調べてみると、フォーカスを失った後にも WM_MOUSEWHEEL が送信されていました。
毎回フォーカスを与えるために、ウィンドウのどこかをクリックするのはかなりのストレスだったので、この改善は地味に Windows 10 にして良かったと思う点の一つです。
インターネット一時ファイルが巨大になる
ディスククリーンアップを行うとインターネット一時ファイルだけで 4GB と表示されました。これまでなら Internet Explorer の設定で制限されていたものが、Edge になってから無制限になったのかもしれません。
しかし、これで削除を実行しても消えてくれません。挙動はよくわかっていませんが、容量は Edge のキャッシュを含むのに、削除処理は Internet Explorer のキャッシュだけにしか行われないようです。
なので Edge の設定画面からキャッシュされたコンテンツを削除する必要があります。
これでインターネット一時ファイルに表示されていた容量が全て開放されます。
その他
松山に住む自称 Windows 系ライターのだるやなぎ氏が Windows 10 の設定について書いているので、こっちも一度ぐらい目を通しておくと良いことがあるかもしれません。
ショートカットキーに慣れていたので、検索ボックスの非表示化は私も行いました。