Ryzen のニュースを見て、松山の緑色した独身の生物が「AMD が使われているクラウドが無いから、仕方なく Intel CPU が使われているクラウドを使ってる」とか、舐めたことを言ってたので書きます。
Twitter でのやり取りも一応載せておきます。
@shibayan だまれ Intel 使いめ
— だるやなぎドロップアウト (@daruyanagi) 2017年2月27日
@shibayan AMD ないから仕方なく使ってあげている
— だるやなぎドロップアウト (@daruyanagi) 2017年2月27日
@shibayan まじかよw
— だるやなぎドロップアウト (@daruyanagi) 2017年2月27日
タイトルの通り、Azure の一部インスタンスタイプでは未だに AMD の Opteron HE が使われています。リージョンで異なるみたいですが、Japan East で A シリーズの仮想マシンを作ると高確率で当たります。*1
昔から Azure では Intel ではなく AMD の Opteron が使われてきました。もう 5 年近く前になりますが、モリス先輩がブログで懐かしい画面入りで書いてました。
A シリーズは AMD の A と言われるぐらいだった気がします。新しく追加された D シリーズ以降は基本的に Intel Xeon が使われているので、数は少なくなってきています。
このためだけに A2 インスタンスの VM を立ち上げて確認しました。実際に Opteron HE でした。
他にも内部的に A1-3 が大量に束ねられて作られている App Service では、普通に新しく作成してもまだまだ AMD Opteron HE のインスタンスに当たります。
インスタンスのサイズを変更しても Opteron HE のままなので、Japan East では Intel Xeon ベースの App Service はまだ用意されていないのかもしれません。
個人的に非常に問題だと思っているのが、A シリーズには AMD Opteron と Intel Xeon が混ぜて使われているのですが、Xeon のインスタンスは Opteron に合わせる形でパフォーマンスにスロットリングがかけられていることです。古い Opteron が足を引っ張っている形です。
早く減価償却が終わって AMD Opteron なインスタンスが全て消えることを期待しています。
*1:US のリージョンは既に減価償却が終わったのか、ほぼ Intel Xeon に