微妙に釣りタイトルです。書こうと思ったきっかけはこちらの記事です。
Java/C# からRubyに乗り換えて感じたことのまとめ - give IT a try
- 前職ではC#/ASP.NETをよく書いていた。
- キャリア的には5年ぐらいだったけど、悲しいことにずっとC# 2.0止まりだった。
- 型推論とかLINQとかは結局実務では使わずじまいだった。
Visual Studio は IntelliSense が強力で超便利だけど、IDE 自体がかなりの重量級なのでメモリ 8GB 以上と SSD はもはや必須なのは事実すぎますし、規模が大きくなったらコンパイルも 5 秒ぐらいかかるし「そうだよなぁ・・・」と思いながら読んでいました。
でも、以下の 2 点に関しては最新の Visual Studio と C# では、NuGet の追加と var の導入で割と前から対応しています。
- 型情報がコードになくてもコードは読める
- 便利なライブラリの導入が簡単
別に元記事に対して「その記述は間違ってる!」とか、めんどくさいことを言うつもりでは全くないんです。当たり前のように使ってる NuGet や var などについて、いろんな人が情報発信してきたのにそれが届かなかったのが悔しいですよね。
結局のところはマイクロソフトと関係するコミュニティでの情報発信がまだまだ足りていないこと*1と、最新の Visual Studio と最新の C# を使わせてくれない、導入することでのメリットを感じられない会社が原因なんだろうなぁと思いました。*2
ASP.NET は以下の図ように、今では 4.5 がリリースされていて 更には MVC や Web API など各種フレームワークが増えた現状でも、残念ながら ASP.NET とは Web Forms だという考えの方はまだまだ多いようです。
ちなみに、うちはメンバーが 4 人だけの小さな会社なので、C# 5.0 と Visual Studio 2012 で開発をしています。もちろん ASP.NET MVC 4 を当たり前のごとく使っていますし、開発したアプリケーションは Windows Azure にデプロイしてテストなどを普通に行っています。導入する上で他のメンバーには全く反対などされませんでしたし、それどころか自分のやりたいようにと任されました。
プログラマに対しての最高のおもちゃは新しい技術だと思います。今の会社はそれを理解してくれているので、開発が楽しくて楽しくて仕方がないです。
何だかまとまりが無いですが、ふと思ったことを書き綴ってみました。