ここ数年の趣味である IIDX の PC 向け Infinitas を快適にプレイするためと、プレイしたいと思っていた Microsoft Flight Simulator を遊ぶために新しく PC を組み立てました。
元々は Infinitas を Chuwi の HiGame で遊んでいましたが、プレイ中にファンの音が気になってきたので簡易水冷にしたい欲が高まっていました。
そして NZXT H1 というケースに一目ぼれしたという理由も大きいです。これで組んでみたかったです。
4 月ぐらいから考えていましたが、H1 をなかなか入手できず 8 月になってやっと完成しました。最近は周りで自作 PC 熱が高まっているので、パーツを選んだ理由とかも含め残しておきます。
選んだパーツたち
ケースは当然 NZXT H1 です。650W 電源と AIO 水冷と PCIe Gen 3.0 ライザーケーブル付きでこれは安いと思います。何よりもスタイリッシュでかっこよいので高くても許せます。
初回入荷の後も継続的に手に入るだろと思っていたら、3 か月ほど待つことになりました。
ヨドバシで予約していましたが、入荷しないまま Amazon で在庫が復活したので買いなおしました。
届いた pic.twitter.com/qdiHSzouyb
— Tatsuro Shibamura (@shibayan) 2020年8月12日
CPU はグラボを積む前提だったのと、そこまで CPU パワーを要求されることのないゲーム向けだったので iGPU 無しの Core i5-10400F を選びました。
リテールクーラーが付いてきますが、H1 には AIO 水冷が付いているので不要です。
一番悩んだのはマザボで、今回も ASRock で行こうかと思っていたところ Mini-ITX で 11ax 対応モデルがほぼ存在しなかったため、B460 に 11ax が載った ASUS の ROG STRIX B460-I GAMING を選びました。
Z490-I を選ぶと H1 フロントにある USB-C を生かせますが、今回は不要だったので割り切りました。
Core i5-10400F は DDR4-2666 までの対応だったのと、ゲーミングだからと言ってオーバークロックをするつもりは全くないので、極めて普通のメモリを 16GB*1 分買いました。
基本的に Intel 信者なので Intel の M.2 NVMe SSD を考えていましたが、ラインナップが微妙だったため評判の良い Crucial SSD P5 を買いました。結構安かったです。
ゲームのサイズが大きいことが予想できるので、今回は 1TB を買いました。
タイミング的に選択が難しかったのは GPU で、少し待てば RTX 30xx がリリースされることが予想されているので、今更 20xx は狙わずにコスパ中心で GTX 1650 を選びました。
とは言え最近リリースされた GDDR6 搭載モデルなので、初期のモデルより性能は上がっているようです。
プレイしたいゲーム的にも GTX 1650 ぐらいで十分という感じもあったので、それも後押ししました。
地味にモニターも今回は新しく買いました。具体的には Infinitas が 120Hz に対応してきたので、それに対応できる大き目のモニターを探していたところ、現実的には 1 機種しかありませんでした。
8/22 までは 1 万引きというキャンペーンをやっていたので失敗してもいい気分で買いました。
Infinitas は FHD の解像度すら必要ないのですが、これ以下の解像度のモニターは存在しないため、結局はアップスケーリングになります。HDR も不要ですが付いてきたものは仕方ないです。
組み上げた結果
お決まりの CPU-Z での情報と簡易ベンチマーク結果を載せておきます。i5-10400F は All core boost が 4GHz なので、思ったよりマルチコアでの性能は伸びなかったです。
CPU 温度が全然上がらないので、今回も簡易水冷の安定感を実感しています。
Crucial P5 の性能も気になっていたので、CrystalDiskMark で適当に確認しておきました。十分な速度です。ランダムが結構速いのはキャッシュに載っているからな気がします。
最後はディスプレイ周りです。GTX 1650 との組み合わせで 240Hz まで選べるようになっています。とは言え Infinitas の都合上 120Hz までに留めています。
プレイ中に一瞬遅延というか引っ掛かりのような現象をたまに感じますが、CPU の TB 2.0 をオフにしてクロックを固定してしまえば直りそうな気がしています。
安いディスプレイですが多少デフォルト設定だと白っぽいかなというぐらいで、調整すれば特に問題なく使えています。DP to DP のケーブルがなかったので HDMI で繋いでいますが、DP に変更する予定です。
ゲーミング PC なのに全然光っていないので、暇な時に空いているオンボード USB にライティングデバイスを繋いで、LED ストリップでも光らせるようにしようかと思っています。
*1:俗にいう 2 かずあき