去年開催された Ignite The Tour に参加すると、認定試験が無料で受けられるバウチャーが配られていることに気が付いたのと、AZ-204 を取っておいた方が良い状況だったので受けてみました。
バウチャーの使い方とかは以下のドキュメントを参照してください。勝手に追加されていた気もします。
試験センターで受けるのが一般的かもしれませんが、このご時世で人が密集する場所に数時間居たくないので自宅で受けました。正直、試験よりこっちの方が大変でした。
AZ-204 は Azure でも開発系なので、何もしなくても余裕で合格するだろうという目論見でした。他の AZ-104 / AZ-303 / AZ-304 は日本語化されていなかったり、まだベータだったりしたので選んだという説もあります。
全く勉強とかはしませんでしたが、予約する前にスキルアウトラインだけは目を通しました。バウチャーを使う予定だったのですが、いろいろトラブルがあったので普通にお金を払いました。
試験時間は 3 時間ぐらいだったと記憶していますが、1 時間ぐらいで終わってすんなり合格していました。
正直なところ問題はいまいちな部分が多かったです。現実世界ではまず使わないし選ばない系の問題がちょいちょい出てきて、回答しながら微妙な気持ちになりました。
バウチャーが余ってしまったので何で使うか調べていたところ、AZ-400 を取ると DevOps Engineer Expert という上級の認定が貰えることを知ったので、こっちも受けてみることにしました。日本語もありましたし。
例によってスキルアウトラインだけ目を通して、特に勉強もせずにそのまま受けました。
こっちも 1 時間ぐらいで終わりましたが、合格していました。自分の知識を多少は試せた感があります。
問題はいまいちな部分が多かったです。何故そんなことを聞いてくるのかと何回も思いました。正しさよりも質問者が求めている回答を予想して選んでいくという感じでした。
受けておいてなんですが、正直なところ実務経験の方が圧倒的に良いので、今回のように必要という状況にならない限りは追加で受けることは無さそうな気がしています。
正直なところ、試験の内容よりも自宅で受けるための準備の方が大変だったのと、自宅のメインマシンだと受けることが出来なかったので、その辺りの知見を残して終わりにします。
部屋と PC 周りを片付ける
試験のチェックイン時に部屋の写真を撮影する必要があります。もちろん PC 周りに余計なものがあってもいけないので、電子機器や筆記具などは別の部屋などに遠ざけておくと安心です。
腕時計などもチェックされるので、普段使っている Apple Watch も外しておきました。
事前の環境チェックは念入りに
絶対にアプリケーションの不具合だと思っているのですが、CPU コアがたくさんあって、比較的つよつよの SSD / GPU を積んでいるメインマシンでは試験のリリースが正しく行えず、その日の受験は強制的にキャンセルにされてしまいました。
挙動的にマルチスレッド周りでデッドロックを起こしているか、競合で無限ループのような状態に入ってしまっている、もしくはフックプロシージャ周りの実装がダメダメという感じでした。そもそもマウスカーソルがちゃんと動作しないというお粗末さです。
事前のチェックはしていましたが、タイミングにシビアな実装になっている気がしました。結局のところ Surface Laptop 3 で受けることにしてこの問題を回避しました。
アクセスコードは残しておく
上の問題に関連して、チャットで画面がフリーズした場合はアプリケーションを強制終了させて再度入りなおすように言われましたが、アクセスコードを残していなかったので入ることが出来ませんでした。
その時はサポートに電話して聞くことが出来ましたが、ファイルなどに保存しておいた方が良いです。
PC は電源に接続した状態で
試験に使用するアプリケーションは試験中は常時カメラとマイクがオンになった状態なのと、アプリケーション自体が結構マシンパワーを消費するようなので Laptop 3 の CPU ファンが常時回っていました。
最初はバッテリーで十分持つだろうと思っていましたが、予想以上にマシンは熱くなっていたので電源につないで受けた方が良いでしょう。途中で電池切れになったら最悪です。