前回 Core i9-10940X に載せ替えた時に PC ケースと Wi-Fi カードを変更予定としていましたが、欲しかった NZXT H510 Elite の在庫が戻ってきていたので、コロナで暇な週末を利用して組み直しました。
LED でいろいろ光らせたかったので、最初から LED が付いている H510 Elite を選んでいます。
今回は PC ケースと簡易水冷の大型化を行いました。Kraken X52 からの変更先として、少し Z63 も悩みましたが PC の配置的にほぼ見えないので X63 にしました。
久し振りに Amazon で全て買いましたが、結構安かったのと届くのも早いので良かったです。
組み替えは PC 組み直しぐらいの労力がかかるので、結局のところ 3 時間ぐらいかかりました。
X299 はマザーボードの CPU 用補助電源が 2 つ必要なので配線が地味に大変です。あと H510 Elite のガラスパネルの外し方で悩みました。*1
作業後、既に CAM は入れてあったので立ち上げると LED の制御が行えるようになります。
今回は Kraken X63 とケースに取り付け済みの Smart Device v2 が対象になっています。まだ LED Strip は追加できるみたいなので、無駄に増やしてみたくなります。
最初からセットされている LED だけでもかなり怪しく光ってくれるので、かなり良い感じになりました。
やっとマシンの組み替え終わった #NZXT pic.twitter.com/b7NggqhoRL
— Tatsuro Shibamura (@shibayan) 2020年4月11日
Kraken X52 から X63 への変更でファンとラジエーターが大きくなったので、ほとんどの時間で 30 度台を維持してくれます。CPU-Z でストレステストを実行してみましたが、60 度以下で安定していたので安心です。
ちょっとファンの音が気になる時があるので、回転数などの設定を弄る必要はありそうです。
それにしても CAM はかなり使い勝手が良くなりましたね。愛用しています。
ケースの変更時には必ずマザーボードを外す必要があるので、ついでに Wi-Fi カードを 11ac から 11ax に対応した Intel Wi-Fi 6 AX200 に変更しました。
交換自体はねじを外して差し替えるぐらいなので簡単です。アンテナ線をきっちり繋げていれば大丈夫です。
交換後はちゃんとデバイスマネージャーで AX200 が認識されています。
今年の頭に NEC から発売された WX6000HP を自宅に導入済みなので、これでメインマシンも Wi-Fi 6 に対応した通信が行えるようになりました。これまでは iPhone と Surface Laptop 3 だけ対応していました。
あくまでもリンク速度でしかないですが、フルスピードである 2.4Gbps でリンクしています。
最近はリモートワークと外出自粛の影響か、自宅の回線速度がイマイチなのでスピードテストでは分かりにくいですが、LAN 内での通信では速度が大きく改善していたので満足しています。
最後に全く今回の作業と関係ないのですが、Intel Turbo Boost Max 3.0 について正しい情報があまり見当たらなかったので書いておきます。レビューなどでは TB Max 3.0 を有効にするには BIOS で設定を有効にして、ドライバーを入れると書いてあるときがありますが、最近の Windows 10 では不要になりました。
OS は、プロセッサーのこの機能を認識し、ネイティブ サポートを読み込みます。BIOS または OS で有効にする必要はありません。
インテル® ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0 の概要
BIOS で有効にすると、脆弱性が残っていて既にサポートされていないドライバーがインストールされるので注意してください。OS でブロックされることもないので、知らない間に入ってきます。
無効のままでも新しい Windows 10 を使うと、問題なく TB Max 3.0 の上限までクロックが上がります。
しかし質の悪いことに、一度インストールされた TB Max 3.0 ドライバーはなかなか消せないので、半ば諦めつつ次の OS 再インストール時に全て葬り去ろうかと思っています。
*1:強化ガラス部分に割と力を入れて手前に引かないといけないので怖い