久しぶりに RubyInstaller を調べたら、最新の 2.1.3 がリリースされていたので Azure Web サイトにインストールするバッチファイルを作って遊んでみました。
実際に書いたバッチはこんな感じ。wwwroot 直下で実行してくださいな。
set PATH=%PATH%;D:\7zip mkdir bin cd bin curl -L -O http://dl.bintray.com/oneclick/rubyinstaller/ruby-2.1.3-i386-mingw32.7z 7za x ruby-2.1.3-i386-mingw32.7z rm -f ruby-2.1.3-i386-mingw32.7z mv ruby-2.1.3-i386-mingw32 ruby21 cd ruby21 set PATH=%PATH%;D:\home\site\wwwroot\bin\ruby21\bin mkdir devkit cd devkit curl -L -O http://cdn.rubyinstaller.org/archives/devkits/DevKit-mingw64-32-4.7.2-20130224-1151-sfx.exe 7za x DevKit-mingw64-32-4.7.2-20130224-1151-sfx.exe rm -f DevKit-mingw64-32-4.7.2-20130224-1151-sfx.exe ruby dk.rb init echo - D:\home\site\wwwroot\bin\ruby21 >> config.yml ruby dk.rb install
一応、同じ内容のファイルを Gist にも上げてます。
https://gist.github.com/shibayan/963cff7e434687029f1b
やっていることは単純で、RubyInstaller の ruby 2.1.3 と DevKit をダウンロードしてきて、7-zip を展開した後に DevKit のインストール処理まで行うコマンドを羅列しているだけです。
Web サイトにはちょっと前に 7-zip が標準でインストールされるようになったので、curl でダウンロードして直接展開する処理が出来るようになりました。
curl -L -O https://gist.githubusercontent.com/shibayan/963cff7e434687029f1b/raw/362aa7d15e280a4625902cba0cda1118feafab7a/ruby21setup.bat ruby21setup.bat
もっと簡単にするために、Gist からバッチファイルをダウンロードして実行するバッチも用意しました。
上のコマンドを Kudu の Debug Console や Visual Studio Online "Monaco" の Console に貼り付けて実行するだけで、Ruby 2.1.3 のインストールが始まります。
DevKit はファイルが多いので展開に少し時間がかかりますが、少し待てばインストールが終わります。
Ruby 2.1.3 と DevKit のインストールが完了すれば、gem でコンパイルが必要なライブラリもインストール出来るようになっているので、Ruby on Rails を動かす時に必要な thin もインストール出来ます。
gem install thin --no-ri --no-rdoc
実際に thin を使って Rails アプリを動かすためには httpPlatformHandler の設定が必要になりますが、手順は以前に Redmine をインストールした時と同じもので問題ありません。
Mac でも Visual Studio Online "Monaco" を使えば、同じように簡単にインストール出来るはずです。