TechEd NA 2014 でプレビュー公開された Azure RemoteApp がやっとアクティブになりました。
なので前からずっと RemoteApp として動かしてみたかった SSP をインストールして試してみました。SSP というのはデスクトップマスコットのランタイムのことです。
Azure RemoteApp は現在、任意のアプリケーションを管理ポータルから追加するような仕組みはありません。なので先に Internet Explorer を Publish して、そしてインストーラーをダウンロードすれば割と何とかなりました。
インストールというか展開が終わったらアプリケーションを Publish するだけです。これで RemoteApp クライアントからアプリケーションが見れるようになります。
ダブルクリックで仮想マシンに RDP で接続に行き、暫くするとデスクトップにアプリが表示されます。
最新の Windows 環境であればレイヤードウィンドウも綺麗に表示されるようになっているみたいです。ちなみに Mac でも試してみたところ、もう少しという感じでした。
レイヤードウィンドウではなくリージョンを使う設定でも試しましたが、そちらでは全て真っ黒で表示されてしまう残念な感じになりました。
Azure RemoteApp を使っているので、当然ながら Azure RemoteApp が対応しているプラットフォームから自由に使うことが出来るのが利点です。つまり iOS や Android からも普通に使うことが出来、さらにセーブデータなども永続化されているので、何時でも環境を選ばずに使えます。
これは DAaaS*1 の時代も近いかなと思いました(冗談
おまけ
せっかくなので橘花に Azure RemoteApp が動いている環境情報を聞いてみました。
搭載メモリ量を見る限り、仮想マシンインスタンスは M 相当で動いている気がします。
*1:Desktop Agent as a Service