Build 2014 の 2 日目が Azure の日だったので @kamebuchi こと抱かれたい男 No.1 がいつも通りまとめてくれています。概要をサクッと知りたい場合はこれで問題無いでしょう。
//build/ 2014 Day 2 Keynote (Azure成分多め) « ブチザッキ
既に Channel 9 ではほとんどのセッション動画とスライドが公開されているので要チェックですね。
今回は ASP.NET に関する新しい話がなかったので残念ですが、とりあえず個人的におススメなセッションを紹介しておきます。
- What's New for ASP.NET and Web in Visual Studio 2013 Update 2 and Beyond | Build 2014 | Channel 9
- Azure Web Sites: Architecting Massive-Scale Ready-For-Business Web Apps | Build 2014 | Channel 9
- Deep Dive into Hidden Gems, Tips and Tricks for Azure Web Sites | Build 2014 | Channel 9
2 つめのセッションは Web サイトと Traffic Manager を使って膨大なリクエスト裁いてやるぜーとか、実際にどのくらいの RPS なのか情報が出てたり面白かったです。
Traffic Manager が Web サイトに対応したので、東日本と西日本を含めたプロファイル作成すれば、最大で 20 インスタンスまでは確保できそうな気がしますね。*1
そして Build 2014 と同時に Windows Azure SDK 2.3 が Web PI で公開されていました。見た感じ Visual Studio 2013 Update 2 で紹介されていた Azure 周りの新機能は SDK 2.3 を入れるだけで使えそうです。
サーバーエクスプローラーは通知ハブとモバイルサービスが増えた気がしますね。モバイルサービスは .NET バックエンドが出てから初めての SDK 更新なので、Web サイトと同様に右クリックでリモートデバッグが出来るようになっていたりいい感じです。
そして ASP.NET の新規プロジェクト作成ダイアログでは同時に Web サイトか仮想マシンを作成可能になりました。クラウドサービスはマジ空気ですね。
プロジェクトと同時に作成しなかった場合でも、発行ダイアログから同様に Web サイトや仮想マシンの作成が出来るようになりました。
仮想マシンを選んだ場合には IIS と Web 配置の設定までしてくれるのはかなり便利じゃないかと。
Web 配置の設定は割とめんどくさいはずだったので、Web サイトでは賄いきれないほどのスケールの場合は仮想マシンを使うということが簡単に出来るようになりましたね。
*1:実際には SQL DB の扱いとかいろいろあるけどな!!