最近、仕事で git-flow を使い始めたので Windows 環境へインストールしてみました。普段使いは GitHub for Windows と一緒にインストールされた posh-git を使ってるので、そっちにインストールしています。
とりあえず GitHub for Windows をインストールしましょう。してる人はスルーで。
GitHub for Windows はポータブルな git をインストールするので、インストール先は ClickOnce な特殊ディレクトリです。まずは git-flow をダウンロードする必要があるので、下記のコマンドで git clone してきます。
git clone --recursive git://github.com/nvie/gitflow.git
git clone が終わったら、contrib\msysgit-install.cmd を実行するだけですが、パラメータとして git がインストールされているディレクトリを指定する必要があります。
GitHub for Windows による git や posh-git のインストール先は Windows 8 では以下のようなパスです。
C:\Users\[USERNAME]\AppData\Local\GitHub
この中に "PortableGit_" で始まるディレクトリがあるので、そのパスをまるっとコピーしてきます。
ちなみに自分の環境では以下のようなパスになりました。
C:\Users\shibayan\AppData\Local\GitHub\PortableGit_015aa71ef18c047ce8509ffb2f9e4bb0e3e73f13
なので、実際に実行するコマンドは以下のような感じになります。
contrib\msysgit-install.cmd "C:\Users\shibayan\AppData\Local\GitHub\PortableGit_015aa71ef18c047ce8509ffb2f9e4bb0e3e73f13"
非常に簡単ですね。これで git-flow のインストールが完了したので、Git Shell を起動してちゃんとインストールされているか確認しましょう。
GitHub for Windows では git-flow 使えないですが、普通にシェルからは使えるので別の git リポジトリでも使えるので便利ですね。
git-flow に関しては、このチートシートが分かりやすかったので載せておきます。
ちゃんと git-flow 公式の Windows 向けインストールのドキュメントには GitHub for Windows もあるんですが、まあ日本語で分かりやすく書いたということで。
Windows · nvie/gitflow Wiki · GitHub
やっぱり Windows での git ユーザーはあんまりいないみたいですな。