しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

サブノートとして Surface Go を買った

ヨドバシに行ったら Surface Go が期間限定でポイント 13% というキャンペーンをやっていたのと、旅行などで Surface Book 2 を毎回持っていくのがしんどくなっていたので、サブノートとして買ってきました。

当然ながら 8GB *1 モデルです。Type Cover もアルカンターラの方を選びました。

8GB モデルは NVMe SSD なので、eMMC に比べると格段に速いはずです。あと、流石に 1 かずあき以下のマシンは買う気にはならないですね。

サイズ感が展示の時点で気に入ってたので、予想通り完璧という感じです。

Type Cover を付けても 800g を切っているので、Book 2 の 1.5kg の約半分に収まっています。

当然ながらスペックには大きな差がありますが、旅先では Visual Studio を立ち上げることはほぼなく、基本的には軽くネットを触るぐらいなのでこれで十分です。機動性重視です。

Surface Go を買ってから、色々と設定を変えたりしたので簡単に紹介だけしておきます。

ドットバイドットで使う

デフォルトだと表示スケールが 150% になっていますが、それだと折角の解像度が生かせないので 100% に変更してドットバイドットで表示させています。

文字が小さくなって読みにくいと思うかもしれないですが、217 ppi は普通に読めます。

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1800x1200 なので Full HD に近い解像度を活用できます。展示機で試して見てかなり良かったので買ったという理由もあります。スクリーンショットも撮りやすいですしね。

Windows 10 Pro に切り替える

インストールされているのは Windows 10 Home S mode です。S mode だと Edge のデフォルト検索エンジンすら変更できないので、速攻で外しつつ 10 Pro に変えようと思ってました。

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エディションのアップグレードから 10 Pro への変更が行えます。

Microsoft Store で買うと 16k ぐらいですが、今回は余っていた 10 Pro のプロダクトキーでアップグレードを行いました。S mode の解除と 10 Pro へのアップグレードはどっちが先でも良いみたいです。

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プロダクトキーの変更から、10 Pro のキーを入れるとアップグレードが行われます。

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動作的には半期に一度のアップデートみたいな感じでした。途中で再起動が行われて、しばらく待っていると 10 Pro へのアップグレードが完了です。

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電源に繋いだ状態で 20 分ぐらいで終わった気がします。S mode はまだ解除していなかったので、アップグレード後は 10 Pro S mode になっていました。

S mode をオフにする

10 Pro のキーを入れてもまだ S mode のままなので、解除して普通の 10 Pro にします。

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Windows Store での指示に従ってボタンを押せばすぐに解除されました。

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これで普通の Windows 10 Pro になりました。

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Surface Go は最初から Hyper-V を使うために必要なファームウェア周りの設定が有効化されています。

なので、やろうと思えば Docker を入れて Hyper-V Containers も実行できるんでしょうが、CPU パワーが圧倒的に低いので止めておきます。

パフォーマンスなど

ストレージは 128GB ですが、Windows 10 Pro に変更後で 92GB ぐらい空きがあるので、サブノートとしては余裕です。今回は Visual Studio を入れる予定もないですし。

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NVMe なのでパフォーマンスも結構よい感じです。BitLocker をオフにしています。

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CPU 性能は Core i7 などに比べると Turbo Boost も効かないし遅いですが、それは機動性とのトレードオフだと思っているのであまり気にしていません。

電源を接続すると自動的に高パフォーマンスにプランが切り替わります。

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簡易ベンチマークの結果を送信しておいたので、気になる人は参照してください。

少なくとも、サブノートとしての用途ではそんなに困らない性能だと思ってます。Surface 3 よりは普通に速いですし、何よりもこの軽さとサイズが最高です。

*1:俗に言う 1 かずあき

MacBook Pro と Boot Camp の環境から卒業した話

別に Mac が嫌いになったとかそういうわけではないですが、長い間 MacBook Pro しか使ってこなかった生活に別れを告げた話を思い出っぽく書きます。単なる自己満足です。

Windows 開発ばかりやってきた人間が、何故 MacBook Pro を買い続けてきた理由の裏返しです。

必要性が低下した

MacBook Pro の主な利用用途だった iOS / Xcode を利用した開発ですが、最近は Visual Studio と VSTS があれば大体賄えるようになってきました。実機の確認には Live Player とかもあるみたいですし。

Xamarin Live Player for Xamarin.Forms - Xamarin | Microsoft Docs

とはいえ、最近は Xamarin を使った開発を全くやっていないので、Mac じゃなくてもいいかなぁと思っていました。使う分には iPad Pro と iPhone 8 Plus で満足しているから、という理由もあります。

大体の環境をクラウドに置くようになった

これまで MacBook Pro と Boot Camp を使えば Windows と Mac 両方の環境を 1 台で済ませられることが利点だったのですが、最近は必要な環境を Azure VM 上にカジュアルに立てて捨てるを繰り返してきました。

Windows では使えないツールを使いたい場合は、適当に VM を選んでログインするだけで済むようになったので、Windows だけで良いかなと思い始めました。

Surface の完成度が向上した

ぶっちゃけ Microsoft が Surface シリーズを出すまでは、世の中にはダサい Windows マシンしかなかったのと、メーカー品には一生使わないであろうゴミのようなプリインストールソフトが満載で、さらにドライバーの入手性も問題としてありました。

なので、私は Late 2008 からずっと Boot Camp を使って、主に Windows マシンとして使ってきました。

しかし Microsoft が純正といえる Surface シリーズとして、ちゃんとアップデートされるファームウェアやドライバ、そして余計なソフトウェアが入っていないハードウェアを出した結果、徐々に Surface への移行を検討してきました。

今年の頭には Surface Pro 4 を処分価格で買って、いろいろと検証してきました。

実際に購入したばかりの Surface Book 2 を使ってますが、完成度やスペックが高いため不満はありません。もはや Windows Hello が使えないマシンを扱う気にはなれないぐらいです。

パワー不足を実感した

モバイル向けの CPU では 2-4 コアが限界ですが、Visual Studio と ReSharper などの拡張がいろいろ入った状態で使う場合には、最近は特にストレスフルな状態が続いていました。

特に Razor の編集では 1 文字のタイプに数秒とか異常な状態で、仕事に支障が出ていました。

一瞬 iMac Pro も検討しましたが、コスパがあまりにも悪いのと macOS を使う機会がもはやほぼないので、今回のように自作することにしました。

久し振りに自作しましたが、目いっぱい CPU やメモリ、ストレージをこだわって載せれるのは良いですね。Windows Update だけでドライバーも全て入りましたし。

これまで使っていた MacBook Pro も家からほぼ出さず、据え置き状態だったのでデスクトップマシンでも何の問題もありませんでした。持ち運びの用途は Surface Book 2 が担ってくれています。*1

Boot Camp が終わりそうだった

地味にこれが一番決め手となった気がします。もうサポートが継続されない予感が凄かったです。

昔は macOS のメジャーアップデートと一緒に Boot Camp のバージョンも上がってきたのですが、最近はめっきり更新が無くなってしまったので、そろそろ終わるんだろうなーと思いました。ARM 版とかの話も出てきてましたし。

というわけで、上記の理由があって MacBook Pro を引退させることにしました。2 台あるので新しい 1 台ぐらいは普通の macOS として残しておこうかなと、少し思っています。

*1:1.6kg は思ったよりも重かったけど…

Surface Book 2 の USB-C ディスプレイ出力を試す

Surface Book 2 を赤坂に持っていって一日使っていましたが、コア数増えてメモリも 2 かずあき*1あるので Visual Studio も問題なく使えて便利です。

実は知らなかったのですが、Book 2 はディスプレイ出力として USB-C しかなかったんですね。

てっきり DisplayPort はあるのかと思っていたので、取り急ぎ変換ケーブルを購入しましたが、USB-C の出力が気になったので軽く試しました。

DisplayPort

元々は MacBook Pro で使っていたので、自宅は USB-C から DisplayPort を出力していた環境でした

手持ちの DisplayPort Alternate Mode に対応した USB-C ケーブルを使って、Surface Book 2 からデイジーチェーン接続してある DisplayPort 対応のディスプレイ 2 枚への出力を試しました。

試しましたが、USB-C にケーブルを繋いだら、すぐに表示されたので問題なしです。

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基本的に Intel UHD Graphics 620 で試していますが、GTX 1050 でも同じだと思われます。

MacBook Pro だと DisplayPort のデイジーチェーンに対応していないので、マルチディスプレイする場合にはケーブルが 2 本必要になりますが、Book 2 の場合は 1 本で 2 枚に出せるので便利。

HDMI

最近はプレゼン環境が HDMI になってきたので、今回は VGA じゃなくて HDMI を買いました。4K 出力に対応と書いてあったので、自宅の 4K テレビに接続して試してみます。

ヨドバシの商品説明曰く、アクティブ変換アダプタらしいので MR を試す際にも安心。

最初に接続したときにドライバーのインストールが走っていました。なので、設定から変換アダプタが見えているという、ちょっと変わった状態になっていました。

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4K テレビに接続したところ、何故か解像度が低かったので設定を確認したら、Full HD で 3D モードがオンになっていました。DPI 設定も何故か 150% でした。

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Windows 10 が 3D 表示に対応していたとは思っていなかったので驚きました。ひょっとしたらテレビ用の 3D 眼鏡を買ってきたら、テレビで Windows MR 体験ができるのかも知れません。

それは置いておいて、設定から 4K に変更したところ、問題なく 4K 60Hz で出力されました。

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YouTube にある 4K 動画を再生してみましたが、大半の処理は UHD Graphics がハードウェアで行ってくれるので、CPU の使用率はごくわずかで済みました。

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現状のモバイル向け PC としては最強感ありますね。いろいろとバランスが良いマシンに仕上がっていると感じました。とりあえず Windows MR に対応した HMD を買って、実際に体験してみようかと思っています。

一応 USB-C から VGA に変換するアダプタも売っているみたいですが、使う予定がないので省略しました。

*1:16GB

Surface Book 2 の Core i7 16GB モデルを購入してみた

最強感あるデスクトップ PC を組みましたが、持ち運びに使っていた Surface Pro 4 は CPU パワーとメモリ不足*1を感じるようになってきたので、Surface Book 2 を購入しました。

これで手持ち PC が全て 4 コア 16GB メモリ以上になって嬉しいです。

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Surface Book 2 を今買うと Creators Update の状態でやってくるので、買ってすぐに Windows Update を実行して Fall Creators Update に更新しておいた方が良いでしょう。

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Apple 製品は最初から最新の OS が入った状態で来るので、Microsoft にも何とかしてほしい部分でした。

開封して仕事で使えるように環境をセットアップ中ですが、割と時間がかかるのでその間にハードウェア的に気になる部分を軽く調べておきました。ちなみに思ったより熱くなりません。

CPU

Core i7 モデルは 8650U が使われていて、Intel 曰く 1.9GHz ベースらしいです。かなりクロックは低いです。

とはいえ、タスクマネージャーには基本速度が 2.1GHz と書いてあるので、設定変更されているみたいです。ベースクロックは低いですが、直ぐに 3.7GHz ぐらいまで上がるので気にならないと思います。

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いつも通り CPU-Z でもうちょっと CPU の情報を確認しておきました。TB で 4.2GHz まで上がる CPU ですが、TDP 15W というのはカタログスペックな気がします。

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おまけで付いてるベンチマークを実行しておきました。

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同じ 4C8T な 7700K にはシングルスレッドではまあまあいい勝負出来てました。4 コアなので順当に速くはなっていますが、あくまでもモバイル用 CPU という感じですね。

ストレージ

Surface Pro 4 には東芝製の SSD が付いてましたが、今回の Surface Book 2 はサムスンの SSD でした。今時の SSD なので当然ながら PCIe x4 かつ NVMe です。

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パフォーマンスは読み込みはまあまあ速いですが、シーケンシャルの書き込みが Pro 4 より遅くなってしまいました。1000MB/sec 超えない SSD を久しぶりに見た気がします。

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とはいえ、4K Random は Pro 4 の SSD を全てで上回っているので、特に気にしない方向です。

グラフィックス

GTX 1050 が載っているので飛びついた感がありますが、ちゃんとデバイスマネージャーに出てきます。

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Windows Mixed Reality Ultra 対応機種なので、余裕でハードウェアのチェックが通ります。噂によると旧 Book はドライバーの関係とかで MR が使えないらしいですね。

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手持ちのマシンが全て Windows MR Ultra 対応になったので、そろそろ MR で遊んでみようかと思います。

*1:1 かずあきで仕事するのは限界

Surface Pro 4 に Windows 10 Creators Update をクリーンインストールしてみた

MacBook Pro の Boot Camp 環境だと Creators Update へのクリーンインストールが問題になるらしいので、仕方なくサブ環境の Surface Pro 4 を先に Creators Update に更新することにしました。

価格改定で安くなった時に買った Surface Pro 4 が活躍です。

Visual Studio 2017 のインストールとユーザープロファイルを作り直したかったので、クリーンインストールにしています。何となく USB ドライブ作ってますが、最近だと要らないのかも。

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MSDN から ISO を落としておきましたが、同じものを Windows 10 のダウンロードページから落とせる気がします。ISO をマウントしてコピーするだけなので簡単です。

Surface Pro 4 のクリーンインストールする前に、必要なドライバーをダウンロードしておきます。検索したら、丁度 Creators Update と同じタイミングで新バージョンがリリースされていました。

Creators Update 向けにドライバも色々とアップデートされたみたいです。

割と未だにブルースクリーンが頻発するので、そろそろ改善して欲しい気がします。

Surface Pro 4

  • Surface System Aggregator Firmware (v103.1610.256.0) resolves screen brightness issue when devices come out of sleep.
  • Intel(R) Precise Touch Device (v1.2.0.83) improves system stability and performance.
  • Surface Integration (v1.1.121.0) adjusts system hibernation defaults.

ダウンロードセンターから Pro 4 の場合は SurfacePro4_Win10_15063_1701601_0.msi をダウンロードすれば良いみたいです。基本的に zip をダウンロードするより msi の方が簡単です。

Download Surface Pro 4 Drivers and Firmware from Official Microsoft Download Center

インストールを始めると、噂通り Cortana が喋ってきて少し煩かったので、途中からミュートにして進めました、セットアップ時に Wi-Fi に接続してアップデート確認とか昔はなかった気がしました。

大体 15 分ぐらいでインストールは終わった気がします。

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ダウンロードしておいた Surface Pro 4 のドライバーをインストールすると、同時に UEFI もアップデートされました。なので再起動必須で少し時間がかかりました。

ドライバーインストール後 Wi-Fi が繋がると、更に Windows Update でドライバーがアップデートされたっぽいです。Windows Update の履歴が分類別になってわかりやすくなりました。

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当然ながら Surface Pen / Type Cover も問題なく使えるようになってます。そろそろ Surface Dial 対応のアップデートとか来て欲しいですが、もう来ない気もしてきました。

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まだ Visual Studio 2017 を入れたぐらいですが、トラックパッドのジェスチャーが多くなった気がします。

他にも High DPI 周りが良くなったらしいので、Surface Pro 4 を使って体験したいです。

Surface Pro 4 が価格改定で安くなっていたので買ってみた

今日、突然の価格改定で Surface Pro 4 がかなり安くなりました。SKU によって異なってますが 1.3 万から 7.8 万の値引きはかなりインパクトのあるものでした。

型落ち寸前とはいえ Skylake で NVMe な SSD なので、普段使いには十分のはずです。

https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/campaign/surface/

運悪くツイートを見てしまったので、蛎殻町を抜け出してアキヨドに実物を見に行きました。

15 分後、蛎殻町に戻った時には Surface Pro 4 の Core i5 / 256GB / 8GB *1のモデルを手にしていました。このモデルは 3 万ほど値下げされていたので 14 万ちょいです。

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とりあえずセットアップを終わらせて、Windows Hello がやはり最高と思ったりしてました。手持ちの MacBook Pro も全て Windows Hello 対応にしてあります。

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ふと、流石に 1 年前とは異なるハードにアップデートされているのでは、と思ったので SSD のパフォーマンスだけ調べました。これまでの SSD の速度はいろんなメディアに上がっていました。

Write が遅いのが特徴のようですが、今日買ったモデルは明らかに Write のパフォーマンスが向上していました。メーカはこれまでとは異なり東芝製が使われていました。

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後期型になるとちょいちょいとアップデートされているみたいなので、少し得した気分です。Surface Pro 5 が出たとしても、あまり変化は無いと思うので良い買い物をしたと思ってます。

この Surface Pro 4 には主にゲームを入れていく予定です。ピンボールとか。

*1:一般的には 1 かずあきと呼ばれる容量

Surface 3 に Windows 10 Pro をクリーンインストールする

昨日は MacBook Pro に Windows 10 Pro をクリーンインストールしましたが、今日は Surface 3 の Wi-Fi 版に MSDN からダウンロードした ISO を使って Windows 10 Pro をクリーンインストールしてみました。

所要時間は 1 時間ぐらいで、途中でブラックアウトしたりしましたが基本的には問題ありません。

手順としては難しいことはないですが、インストール用 USB ドライブを作る時にはまりました。

CodePlex で提供されている Windows ISO / USB ダウンロードツールを使うと、NTFS でフォーマットされてしまうみたいなので、Surface 3 だとブート不可能になります。

仕方ないので FAT32 でフォーマットしなおして、ISO をマウントして全ファイルコピーをし直します。これで Surface 3 でもブート可能な形式になります。

USB ドライブからブートさせる方法は公式のドキュメントを参照してください。

これでインストーラーが起動するので、淡々とウィザードを進めていくだけです。

Windows 10 を ISO からクリーンインストールした場合には Atom x7 周りのドライバが不足しているので、ダウンロードセンターから Surface 3 のドライバをインストールダウンロードしてきて入れます。

Download Surface Pro 3 from Official Microsoft Download Center

ちなみに Wi-Fi のドライバも入らないため、Windows Update すら実行できない状態なので、別の PC を使うか予めダウンロードしておかないと詰みます。

ドライバのインストール後には、デバイスマネージャから不明なデバイスが無くなります。

ダウンロードしたパッケージをインストールしても、グラフィックスドライバだけが標準ドライバのままになってしまうみたいなので、Windows Update を行って Atom x7 用のドライバをインストールします。

これで Surface 3 へのクリーンインストールは完了しました。アップグレードの方がドライバ周りで楽だと思いますが、Insider Preview の時に消せないファイルが出来てしまったので行いました。

Surface 3 Wi-Fi 用に Type Cover を買った話

既にシアトルで Surface 3 Wi-Fi モデルを購入していたので、日本語 Type Cover だけ注文しておきました。

どっかの緑色の生物が言っていたように、やっぱりちょっと高いですね。結局買うんですけど。

Surface 3 単体だとかなり軽く感じるんですが、Type Cover をつけると急に分厚く、そして重く感じます。これは仕方ない気もするので諦めています。

シアトルの Microsoft Store では赤の Surface Pen が無かったので、今回は青で全て統一してあります。写真だとちょっと黒っぽくも見えますが、実物はいい感じの色です。

Surface 2 の Type Cover までしか使ったことがなかったので知りませんでしたが、今は高精度タッチパッドという扱いも存在するんですね。Type Cover はちゃんと高精度タッチパッドになっていました。

設定を見たところ、3 本指までジェスチャーを認識出るような感じがしました。

Surface 3 と全く関係ないですが、Windows 10 では非アクティブなウィンドウでもポインタのホバーで、スクロール出来るようになったみたいで嬉しいですね。

Windows 10 を入れている関係上、あまり利用頻度は高くないんですが、夏からは活躍してくれるはずです。

Surface 3 に Windows 10 Insider Preview 10122 をインストールしてみた

既に Surface 3 に Windows 10 Insider Preview 10074 を入れていましたが、10122 へのアップデートに失敗したので諦めてクリーンインストールしました。

アップデートに失敗する場合は、@kosmosebi こと世界の No.1 のブログに解決策が載っています。

Plug and Play 周りで古いデバイスが残っている場合に失敗する場合があるみたいです。

Spartan は 10074 から新しい機能追加は行われていない感じです。HTML5 test のスコアは変わっていません。

Atom x7 でもページの表示はかなりサクサクなので、今後に期待できます。関係ないですが Spartan と Surface Pen を使った Webnote はとても便利でした。

People アプリを立ち上げてみましたが、全く情報が表示されないので残念な感じでした。

グラフィックス周りのパフォーマンスを簡単に確認してみたかったので、標準でインストールされていたソリティアを実行してみました。

コマ落ちすることもなく、アニメーションはとても快適に動作しています。

正直なところ、Surface 3 の性能よりも Windows 10 の完成度に不安を持たざるを得ない感じです。

Surface 3 LTE が日本で発表されたので Surface 3 Wi-Fi で気が付いたことをまとめる

日本で Surface 3 の LTE 版が発表されたので、手持ちの Wi-Fi 版に関してつらつら書くことにします。

Microsoft Surface PC、コンピューター、ノート PC、2-in-1、デュアルスクリーン、オールインワンの公式サイト | Microsoft Surface

LTE と GPS 以外は共通仕様なはずなので、LTE 版でも同じだと思います。

CPU は 2.4GHz で動くことが多い

定格は 1.6GHz ですが、Intel Burst で 2.4GHz まですぐに上がります。

流石に全力で動かし続けると裏側が温かくなりますが、Pro 3 程ではないです。ファンレスなのに。

Hyper-V は無効化されている

CPU 的には VT-x に対応してますが、ファームウェアレベルで仮想化は無効になってます。

必要かと聞かれると、全く持って必要ではないので問題は無いです。

11ac は 2 アンテナで最大 866Mbps

1.3Gbps 対応のルータを使ってますが、866.5Mbps までしかリンクしませんでした。

なので 2x2 MIMO だと思われます。ちなみにチップは Marvell 製です。

Mini DisplayPort はデイジーチェーン非対応

Atom x7 は 3 つのディスプレイまで対応しているみたいですが、Surface 3 では繋ぐ方法がありません。

デイジー チェーン接続は Surface 3 または Surface 3 ドッキング ステーションではサポートされていません。

Surface をテレビ、モニター、またはプロジェクターに接続する - Microsoft サポート

サポートドキュメントにデイジーチェーンは対応していないとありました。ちょっと残念です。

Touch Cover も使えるし、日本語も打てる

Surface RT で使っていた Touch Cover を装着してみると、ドライバーがインストールされてあっさりと使えるようになりました。当然ながらサイズは違うので不格好にはなります。

日本語入力も全く問題ありませんが、カバーを閉じた時にスリープには入りません。

艦これはスムーズに動く

1 年振りぐらいに艦これを試してみると、CPU が割と全力な感じになりましたが、UI や戦闘アニメーションなどはスムーズに動作しました。Surface 2 より格段に速くなってます。

CPU を食いすぎるのは Spartan を使ってるからかもしれません。

追記

Internet Explorer 11 でも試してみたところ、20% ぐらい CPU 使用率が下がりました。

まだ Windows 10 向けの最適化が間に合ってない感じですが、今後の RTM に期待が持てそうです。