しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

Azure Pipelines だけ使っているプロジェクトを GitHub Actions に移行している話

最近は Azure Pipelines だけを使っている GitHub 上のプロジェクトを、徐々に GItHub Actions に移行しています。Azure Pipelines は Approvals や Gates などが便利ですが、OSS で一人開発しているような場合は GitHub Actions に寄せておいた方が都合が良…

Electron で Surface Pro X にネイティブ対応したアプリを作る

Surface Pro X というか ARM64 にネイティブ対応したアプリケーションが中々増えないですが、.NET Framework / .NET Core 以外ならいい感じに ARM64 対応が進んでいます。特に Electron 7 から ARM64 対応したのは結構インパクトが大きいと思っています。Ele…

Durable Functions の Status Query API を独自に実装する

Durable Functions は最強に便利なので適した部分にはガンガン使っていっているのですが、REST API として提供したい場合には Internal な API が漏れ出てきてしまうので、実行結果のレスポンスが微妙にハンドリングしにくいと思うことが増えてきました。具…

Azure Pipelines を利用した App Service へのアプリケーションデプロイ戦略

Azure App Service を使っている場合のアプリケーションデプロイ方法をいろいろと極めておきたいと思ったので、実際に考え付いたデプロイ方法を Azure Pipelines を使って実装してみました。最適な定義になっているかは分からないですし、Azure Pipelines 側…

Azure Pipelines で利用できる Agentless jobs を一通り試した

Classic Pipelines では GUI で Agentless jobs を選べたようですが、YAML ではそういった専用の Job はなく、使いたかった Delay などの Task を選ぶとエラーが出るという状態だったので、一通り調べて試しました。Agentless jobs と言いますが、YAML では …

Azure Pipelines の Hosted Agent が持っている Outbound IP アドレスを知りたい

Azure Pipelines を使って API を呼び出す時に、たまに Outbound IP アドレスが欲しくなる時があります。今回は Firewall でアクセス元が制限されている Azure Storage への操作の時に欲しくなりました。具体的には Azure CDN からのリクエストは許可したい…

Visual Studio 用マシンを NZXT H510 Elite と Kraken X63 で組み直しつつ Wi-Fi 6 に対応させた

前回 Core i9-10940X に載せ替えた時に PC ケースと Wi-Fi カードを変更予定としていましたが、欲しかった NZXT H510 Elite の在庫が戻ってきていたので、コロナで暇な週末を利用して組み直しました。LED でいろいろ光らせたかったので、最初から LED が付い…

Terraform の Multiple Provider を利用して複数の Azure Subscription に対する構築を行う

Azure の Subscription は割と気軽に作れるので、メータリングを分ける目的などで Subscription を複数使っているケースもあると思います。そういった時には Multiple Provider を使うといい感じに解決できます。公式のサンプルだと AWS のリージョン毎に Pr…

Azure Pipelines の Self-hosted agent を簡単に作ってみた

これまで Azure Pipelines は Microsoft-hosted agents しか使ってこなかったのですが、何となく Self-hosted agents を作って試しておきたくなったので Azure VM を使って作ってみました。ドキュメントは OS 毎に用意されていますが、今回は Windows で試し…

Terraform Provider for Azure v2.3.0 で Service Tags の Data Source が追加されたので試した

今日 Azure Resource Manager 向けの Terraform Provider の新バージョンがリリースされていたので、リリースノートを眺めていたら Service Tags を取るための Data Source が追加されていました。Service Tags を取るには巨大な JSON を読み取るしかないと…