しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

Cosmos DB .NET SDK v3 を使って快適に LINQ を書くコツ

Cosmos DB .NET SDK v2 の時は LINQ への変換が結構イマイチで、直接 SQL を書くことが多かったですが v3 ではかなり改善されているので、大体のクエリは LINQ だけで書けるようになっていました。対象が v2 か v3 なのかハッキリしませんが、ドキュメントも…

Azure AD B2C のユーザーを Graph API を使って管理する

Azure AD B2C は後ろが Azure AD なのでユーザー情報は Graph API を使って色々弄れます。Microsoft Graph を使ってユーザー情報を取得したりできますが、B2C に必要なプロパティが Microsoft Graph だとまだサポートされていないので、Azure AD Graph を使…

Azure App Service / Azure Pipelines で .NET Core 3.0 が利用可能になっています

.NET Core 3.0 が GA してから 3 週間近く経ちましたが、ぼちぼち App Service と Azure Pipelines で .NET Core 3.0 が利用可能になってきました。App Service は今のところ Windows のみ対応しています。*1両方のサービスに SDK がインストールされて終わ…

Terraform と Azure Pipelines を使って App Service / Azure Functions をコード化して管理する

ぼちぼち ARM Template を JSON で書くのが限界と思い始めてきたので、Terraform を使って Azure リソースの管理をやっていこうという気持ちになりました。Terraform で使われている HCL は JSON で書く ARM Template よりも読み書きがしやすいのと、CI/CD …

Azure AD B2C の知識が古かったのでキャッチアップし直した

ちゃんと触ったのが 2 年前と古く、ASP.NET Core も 2.0 の時だったので最新の情報でもろもろキャッチアップし直しました。基本的に Azure AD が嫌いなので B2C も Azure AD ベースでなければという気持ちが強いのですが、価格的に競合よりも使いやすいので…

Surface Pro X (ARM64) に対応したアプリケーションを作る

10 インチの Surface Go に ARM の CPU が載ることを期待していましたが、Surface Pro X に載ってしまったので検証用に買うべきか悩んでいます。本体だけなら $999 から買えるので比較的安いです。例によって日本での発売は未定ですが、フラグシップとなる S…

.NET Core 3.0 をインストール後に Azure Functions のデプロイが失敗するケースがある

タイトルの通りですが、.NET Core 2.2 では問題なくデプロイ出来ていた Azure Functions のプロジェクトが、.NET Core 3.0 のインストール後に失敗するケースが一部で発生するようです。先に解決策を書いておきますが、Microsoft.NET.Sdk.Functions を最新版…

ASP.NET Core 3.0 への移行時に悩んだ点と新しくなった Endpoint Routing について

ASP.NET Core 2.x から 3.0 への移行をプライベートと仕事のアプリケーション両方で試しました。基本的にはドキュメントの通り行えば良いので簡単ですが、少し別途対応が必要だった部分があるのでメモとして残しておきます。あと Endpoint Routing 周りにつ…

ASP.NET Core / Entity Framework Core 3.0 の気になった機能と 2.2 からの移行

.NET Conf 2019 で予定通り .NET Core 3.0 が GA しました。同時に ASP.NET Core 3.0 と Entity Framework Core 3.0 もこれまで通りリリースされています。2.0 の時と同じように 3.0 は LTS ではないので注意が必要です。11 月にリリースが予定されている 3.…

Azure Functions でも appsettings.json と User Secrets を使った設定とシークレットの管理を行う

前に設定周りを全て App Configuration と Key Vault に一元化する方法を紹介しましたが、ローカル環境ではデバッグの度に Access Token と値の取り直しが必要になるので、そこそこオーバーヘッドが大きいです。ちなみにデプロイすると起動のタイミングで 1 …