しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

SendGrid の新しい料金プランを簡単に調べてみた

先日行われた SendGrid のアップデートと同時に価格体系も変更されたらしいのですが、真面目に見ていなかったので調べました。前までは Bronze や Silver というようなプランに分かれていましたが、Essentials / Pro / Premier の 3 つになったようです。

Pricing and Plans | SendGrid

整理するために、対応するプランをさくっと表にしておきました。表には書きませんでしたが Essentials 12K がこれまでの Free で、1 日 400 通の制限が取り払われたようですね。

以前のプラン名 対応する新しいプラン 価格
Bronze Essentials 40K $9.95
Silver Pro 100K $79.95
Gold Pro 300K $199.95
Platinum Pro 700K $399.95

価格体系が変わった時には、実質値上げになっているのかと思ってしまいますが、価格は以前と全く変わっていませんでした。むしろ Essentials で 100K 送信プランが増えたので、個人的にはとても嬉しいですね。

公式ブログでも新しい Essentials 100K プランについて触れられていました。ほんまそれという感じです。

In an effort to help our current Bronze customers scale, and to bridge the gap between the current Bronze and Silver plan email volumes, we are proud to introduce our new Essentials 100,000 plan. This new plan has all the same features as its Bronze predecessor, but now includes up to 100,000 emails per month. It’s also competitively priced at only $19.95/month. Existing customers who wish to upgrade to this new plan may do so within the SendGrid Customer Portal.

Pricing and Plans | SendGrid

これまでは Bronze の 40K より多く使う場合には Silver の 100K になり、価格が 8 倍に跳ね上がってしまうので選択しにくかったです。理想的なので近日中に乗り換えようかと思います。

さらに嬉しいのが、以前は Silver 以上じゃないと使えなかった Parse Webhook や Whitelabeling、DKIM のカスタマイズなどが Essentials から使えるようになった点です。*1

下の方にある「+COMPARE PLAN DETAILS」を開くと、プランごとの機能の差が一覧表示されます。Essentials と Pro の違いは固定 IP やサブユーザー、そしてマーケティングメールぐらいかなと思いました。

古いプランからの切り替えについて

既に Bronze で運用しているアカウントがあったので、切り替えの手順を確認してみました。自動的に Bronze から対応する Essentials 40K に切り替わるということはないみたいです。

サイドバーにある Plan & Billing Details から、プランの切り替えが行えるようになってます。

選択の UI が分かりにくいですが、まずは Essentials / Pro / Premier を選ぶと下に選択可能な送信数が表示されるので、そこから更に選択する形になります。

プラン選択の際に、現在利用中のプランよりも機能やメール送信数が減る場合には警告が表示されるようです。間違ってダウングレードしてしまう事故を防げそうです。

料金は日割り計算されるっぽいですね。早速 Bronze から Essentials 100K に切り替えようと思います。

*1:Parse Webhook は何故か Bronze のみ使えなかった