しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

ボーイング・エバレット工場の見学ツアーに参加してきた

Boeing Future of Flight Aviation Center & Boeing Tour 30 mi N of Seattle

先日までシアトルまで行ってたわけですが、ボーイングの工場見学に行きたくなったので参加してきました。予約が必要でインターネットから出来ますが、移動手段が無かったのでツアーを申し込みました。

http://www.futureofflight.org/boeing-tour-seattle

ちなみにレンタカーなどを使う場合はチケットだけ買えば良いので 18 ドル、ツアーはホテルへの送迎付きで 74 ドルでした。使ったのは Tours Northwest の Boeing Factory ツアーです。

http://www.toursnorthwest.com/boeing_factory.html

結構割高に感じますが、思ったより工場のあるエバレットはシアトルから離れているので、タクシーを使うとなるとこれ以上かかると思います。バスもあるみたいですが、結構時間かかるみたいです。

見学ツアーの開始地点となる Future of Flight Aviation Center からは、隣接するペインフィールド空港が綺麗に見えるので、絶好の撮影ポイントです。

今回は 2 機のドリームリフターが停まっていました。機体番号を調べたところ 1 号機と 4 号機のようです。

4 号機の手前には運んできたと思われる主翼が確認出来ます。

ペインフィールド空港側に目を向けると、航空会社向けのペイントが完了した機体が沢山並んでいます。

その中に ANA の塗装がされた 787-8 と 787-9 が並んでいるのを見つけました。もうすぐ納入されることになるのでしょう、日本への飛来がとても楽しみです。

Future of Flight Aviation Center の中には展示スペースが用意されていて、エンジンやコクピットなど数多く展示がされていました。例えば、これは 787 に搭載されているロールスロイスの Trent 1000 エンジンです。

日本では ANA が所有する 787 全てに搭載されているので、見ている人は多そうです。

他にも 777-300ER に搭載されている GE90-115B エンジンも展示されていました。Trent 1000 が全てチタンだったのに対して、一部だけチタンを使った複合材製のファンブレードが特徴的ですね。

この GE90-115B はたった 1 台でタイタニック号 2 隻分の出力を持ち、ギネスにも認定された世界最大出力のエンジンらしいです。*1

ちょうどシアトル往復に 777-300ER を使ったので、このエンジンが運んでくれたと言えますね。

肝心の工場見学ですが、開始前に鞄やスマートフォンと言った電子機器を全て預ける必要があるので、当然ながら写真撮影も禁止です。とても大きな工場内部に入って、実際にラインで組立が行われているのを、高いところから見ることが出来ました。

この工場で 747-8 / 767 / 777 / 787 が組み立てられていました。全て英語ですが、ガイドの方が工場内部について細かく教えてくれますし、飛行機好きの方なら 1 度は行っておきたい場所だと思います。