しばやん雑記

Azure とメイドさんが大好きなフリーランスのプログラマーのブログ

Azure Web サイトで証明書を使う簡単な方法と Web サイトにも Intel CPU が混ざってきた件

以前に Azure Management Libraries を Azure Web サイト上で利用する場合は証明書に注意 - しばやん雑記 で証明書を Web サイトで扱うのはちょっとめんどくさい話をしたのですが、Azure Blog で PFX を Web サイトで使う方法が紹介されていました。

PDF 生成の方が気になりますが、何故か PFX にも触れられています。そもそも、Web サイトで PFX を使えなかった原因はシステムの秘密鍵を見に行こうとして、権限が無いので落ちていたことにあります。

何時から追加されたの変わりませんが、WEBSITE_LOAD_USER_PROFILE というアプリケーション設定を追加するだけで、ユーザーのプロファイルを読み込むようになります。ただし、この設定が有効になるのは仮想マシンを占有している場合のみです。*1

実際に WEBSITE_LOAD_USER_PROFILE を追加して、以前作った Web サイトのインスタンスを切り替えるアプリケーションを動かしてみました。

今回使った証明書は Azure のサービス証明書で、前回と設定を追加する前には例外が投げられたものになりますが、問題なく Management REST API を呼び出すことが出来ました。

それとは関係ないのですが、今回はこのテストのための Web サイトを US Central に作成してみたところ、CPU が今までの AMD ではなく Intel が使われていることに気が付きました。

以前は AMD のみが使われていたようですが、新しいリージョンでは Intel の CPU がかなり使われているのかもしれませんね。少なくとも Web サイトで Intel CPU を見たのは初めてでした。

もう少し CPU の情報を取得したかったので、reg query コマンドを使ってレジストリから取得してみます。

reg query "HKLM\HARDWARE\DESCRIPTION\System\CentralProcessor\0"

このコマンドの実行結果は以下の通りです。

コマンドの実行結果から Intel Xeon E5-2660 2.20GHz がこの Web サイトの仮想マシン CPU として使われていることがわかりました。

Intel Xeon Processor E52660 20M Cache 2.20 GHz 8.00 GTs Intel QPI 製品仕様

Intel のスペックシートを見ると、8 コア 16 スレッドの Sandy Bridge アーキテクチャの CPU のようです。ちょっと古い気がしますが Intel CPU の方がパフォーマンスが良いので、他のリージョンとちょっと差が出るのではないかと思いました。

*1:つまり基本と標準でしか使えない。