しばやん雑記

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ASP.NET MVC 3 開発入門 (19) - IIS 7.5 Express で動作検証

ASP.NET MVC 3 開発入門 - インデックス

今回からローカル環境で動作検証を行っていきますが、最初は ASP.NET 開発サーバで行いましょう。既に開発途中で何回もブラウザで動作確認を行ってきたかと思いますが、それは ASP.NET 開発サーバが裏で起動して実行されているので、知らず知らずのうちに使っています。

そして ASP.NET MVC 3 などと同時に IIS 7.5 Express がリリースされました。名前の通り IIS 7.5 と同じ機能を持っていますが、サービスとしてインストールする必要がなく、ASP.NET 開発サーバよりも実環境に近い形でテストを行うことが出来ます。

それでは IIS 7.5 Express でも動作検証を行っていきますが、IIS 7.5 Express を利用するためには Visual Studio 2010 SP1 が必要になります。SP1 も今までと同様に Web PI からインストールすることが出来ます。

Visual Studio 2010 SP1 がインストール済みの場合には「プロジェクト」メニューに「IIS Express を使用する」項目が表示されますので、クリックすると次回から IIS 7.5 Express を使って立ち上がるようになります。

ちなみに ASP.NET MVC プロジェクトでは使う機会はないと思いますが、IIS 7.5 Express には URL Rewrite や FastCGI の機能が内蔵されていますので、それらを使うプロジェクトのホストが可能になっています。

IIS 7.5 Express が動作している時は通知領域に以下のようなアイコンが表示されます。アイコンの右クリックでメニューを表示することが出来ます。

「すべてのアプリケーションを表示」を選択した場合は以下のような画面が表示されて、実行中の Web サイトの名前・アドレス・PID の確認ができます。他にもアプリケーションの停止やブラウザで表示することなどが出来ます。

そしてデバッグですが、今までの通りコントローラやモデルは C# コードなのでブレークポイントを自由に仕掛けてデバッグを行うことが出来ますが、Razor でもコードブロックに関してはブレークポイントを仕掛けることが可能になっています。

別アセンブリになりますが System.Web.Helpers.dll を参照に追加することにより、ObjectInfo ヘルパーを利用してデータのダンプも可能です。詳しくは System.Web.Helpers を活用する - しばやん雑記 を参照してください。

今回は IIS 7.5 Express の使い方と動作検証として Razor のデバッグに関して説明しました。次回は MVC の大きな特徴の一つであるルーティングの説明を行いたいと思います。お疲れ様でした。